会社ために必死で働いても、職場で理不尽な扱いを受けてしまうことはある。愛知県で暮らす20代後半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収350万円)は、
「当時管理職でしたが、手伝いで面倒を見ていた別部署の担当役員が100件ほどの、法律にも絡むクレームを起こしました」
と「職場の理不尽なエピソード」を語りだした。(文:okei)
「しばらく人を信じられなくなりました」」
クレーム100件とは異常な数だが、一体どう対応したのか。ともかく会社としては後処理しなくてはならず、それを一手に担ったのが投稿主の男性だ。
「自分の他に動く人はなく、ひたすら怒られ続ける日々が始まりました」
「その間も自身の業務がなくなるわけでもなく、自部署の人間に管理をしてもらっていたとはいえ、2か月ほど毎日のようにクレーム対応」
と地獄のような日々を送った。その結果……
「うつになり1か月休職、その後復帰の際に給与の提示額がそれまでの3分の2まで下げられ、なんのために働いていたのかわからなくなりました」
会社のために矢面に立って膨大なクレームに対応したというのに、あまりに理不尽な仕打ちだ。「部下や別部署の管理職たちからは引き止められた」とは言うものの、
「自分が事業編成に携わった部署のメンバーからは退職しろと圧力をかけられました。年上とはいえ、自分が据えた人間に最終的には裏切られる形になり、しばらく人というものを信じられなくもなりました」
こう悲しい顛末を綴った。人間不信になるのは無理もない出来事だ。
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