渡辺晋賞はエンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞として、渡辺プロダクション創業50周年を機に2006年に創設されたもの。映画「ONE PIECE FILM RED」の総合プロデューサーを務めた尾田は、観客動員1427万人、興行収入197億円、さらには2022年度国内興行成績1位、国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果に導いたことから今回の受賞に至った。ヒットシリーズの作家としてのみならず、映画の企画・製作・宣伝を総合プロデュースした姿勢および実行力が高く評価されている。