AR・VRとファッションやアートを組み合わせる展覧会開催　スナップカルチャーにフォーカスしたパフォーマンスも

　渋谷区を舞台に、ARやVRの総称であるXR（クロスリアリティ）技術と国内外の多様な領域のクリエイターによる彫刻や平面の作品を組み合わせる展覧会「オーグメンテッド シチュエーション ディー（AUGMENTED SITUATION D）」が開催される。会期は3月10日から21日。

　同展では、ヴィジュアルアーティストのほか、建築家やスタイリスト、音楽家などと連携した作品を公開。ファッションデザイン領域では、渋谷や原宿を中心に醸成したスナップカルチャーとXRを掛け合わせるパフォーマンスがゲリラ的に会期中渋谷区街内で行われる。パフォーマンスは、倉田佳子がディレクションし、スタイリングは小山田孝司が担当。日常的な風景に現れた刺激的なオブジェクトを瞬間的に記録していくスナップの動作に着目し、渋谷のファッションをイメージしたスタイリングで「コトハヨコザワ（kotohayokozawa） 」などのアイテムを着用したパフォーマーに街中でAR鑑賞用にカメラを向けるとオブジェクトが現れる仕掛けが施される。

■AUGMENTED SITUATION D会期：2023年3月10日（金）ー3月21日（火）鑑賞時間：13:00-19:00休館日：月曜日会場：シビック・クリエイティブ・ベース東京［CCBT］オープンスペース、shibuya-san（渋谷フクラス1階）、その他渋谷区内点在参加費：無料主催：東京都、東京都歴史文化財団公式サイト