電車で目を閉じた体感がほんの一瞬なのに、とんでもないところまで運ばれていた……という経験談が、キャリコネニュースに寄せられた。大阪府に住む50代前半の女性(クリエイティブ職、メディア・アパレル・デザイン/年収500万円)からで、寝過ごしただけでなくタイミングも最悪だったようだ。(文:okei)
「お客様の急ぎの丈上げ、ウエスト詰めのお修理するパンツを持っており…」
「JR元町駅で友人と軽く飲んで、帰り電車に乗って前日の残業疲労もあり、電車の単調な揺れと音でちょっと目をつぶっただけなのに、車掌さんに起こされ、目が覚めたら滋賀県の終点野洲駅にいました」
と女性は振り返る。なんと兵庫県神戸市の元町駅から大阪、京都を通過し滋賀県まで行ってしまったのだ。おまけに
「その時にお客様の急ぎの丈上げ、ウエスト詰めのお修理するパンツを持っており、翌日仕上げで売った商品だった」
と、すぐに帰らなくてはならない状況だった。そこからタクシーに乗ろうとしたが、クレジットカードが使えなかった。そこで、
「タクシーの運転手さんに交渉して運転免許証を提示して、無事大阪まで帰阪」
と必死に対応。もちろんタクシー代もそれなりにかかり、
「翌日、運転手さんの個人口座“びわこ銀行へ4万7000円送金”しました(笑)」
と苦笑いで回想した。
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