第一子の産休・育休から1年半後に職場復帰した40代の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収350万円)。保育園がなかなか見つからず、育休が長引くうちに社長や工場長が交代し、「もう事務職の仕事はない」と冷たく異動が告げられてしまった。
現場仕事に配属され、体調不良に陥ることに。慣れない作業で疲弊したかと思いきや、「2人目の妊娠がわかりました」と意外な展開となった。
「上層部の人達で誰も私を助けてくれる人はいず、旦那も黙り」
女性がその事を工場長に報告すると、「今度は上層部全員集められ、同じ職場に居た旦那も呼ばれ」応接室で、こんな風に叱責された。
「3年は今の仕事を任せるつもりでやらせていたのに、妊娠とは何事だ!あなたは正社員の旦那の顔にドロを塗ったんだぞ!こっちの計画がダメになるじゃないか!仕事を何だと思ってる!無責任にも程がある!なぜ妊娠した!しかも今!」
などと「2時間ほど言われ、パワハラ・マタハラのオンパレード」だったという。おまけに
「上層部の人達で誰も私を助けてくれる人はいず、旦那も黙り」
と孤立無援の状態で責められた。妊娠は女性が一人でできることではないのに夫は守ってくれず、「旦那の顔にドロを塗った」とは、あまりにも理不尽な言われようだ。しかし
「正当な回答をしても『おれがルールだ!お前が悪い!嫌なら辞めていただいても結構!』と罵倒され、疲れました」
と苦しい記憶を振り返った。現在は、企業側は育児休業を取りやすくする義務があるのだが、この上層部では変わることは難しそうだ。それでも女性は、いまだにこの会社で働いている様子で
「それからというもの、社長からは無視され、年に2回ある昇給に関する面接も呼ばれる事はなく、今までコンスタントに上がっていたお給料もほぼ上がらなくなりました」
と残念な報告を綴った。
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