Text by CINRA編集部
映画『交換ウソ日記』が7月7日に公開される。
櫻いいよの同名小説を映画化する『交換ウソ日記』は、「ウソから始まる、本当の恋」を描いた作品。空気を読みすぎてしまう高校2年生の黒田希美のもとに、「学校イチのモテ男子」瀬戸山潤から親友宛の交換日記が届くが、本当のことを言い出せないままやり取りを続けてしまうというあらすじだ。
瀬戸山潤役を演じるのは、2019年に『仮面ライダーゼロワン』で主人公を務め、『最愛』や『君の花になる』にも出演した高橋文哉。黒田希美役を映画『おそ松さん』『silent』などに出演した桜田ひよりが演じる。
監督は『インビジブル』の演出のほか、『中学聖日記』や『アンナチュラル』などのセカンドディレクターを務めた竹村謙太郎。脚本は『PとJK』『ハニーレモンソーダ』の吉川菜美が担当する。
今回の発表と合わせて、制服に身を包んだ2人の姿を収めたポスタービジュアルと特報が到着した。
【高橋文哉のコメント】
瀬戸山役のお話をいただき、学園ものの胸キュン映画に出演させていただくことが初めてなので、すごく嬉しかったですし、新鮮な気持ちで楽しみたいと思いました。桜田さんとは初共演ですが、いつもニコニコしていて希美役がぴったりで、僕もまっすぐ役に向き合えたらと思わせてくれる方です。瀬戸山はド直球なキャラクターですが、すぐに行動に移せるところが素敵だと思います。役作りのために、サッカーの練習も始めました。17歳の役なので、桜田さんから若いエネルギーをいただきつつ、あまり大人びないように演じたいと思います。
初めて演じるタイプの役で緊張もありますが、チーム一丸となって皆さんがキュンキュンできる最高の青春映画となるよう努めますので、楽しみにしていてください!
【桜田ひよりのコメント】
希美役のお話をいただいたとき、「私でいいのかな」という驚きと嬉しさと半々の気持ちでした。私も希美のように、自分から発信していくというよりは人の話を聞くのが楽しいタイプなので、そうした部分がすごく似ているなと感じています。高橋さんは優しそうな方という印象があり、お芝居ご一緒できることが楽しみです。そして今回希美を演じるにあたり前髪を切ったので、心機一転、希美ちゃんになる!という気持ちで臨みたいと思います。同世代の共演者の方も多いので、皆さんと一緒に楽しくこの「交換ウソ日記」を作り上げていきたいと思います。
【櫻いいよのコメント】
この度「交換ウソ日記」の実写映画化が決定しました。
映画化のお話をいただいたときは、そんなことが現実に起こるんだろうかと不思議な気持ちでしたが、今は実感が湧いてきてふわふわしています。
とても爽やかで素敵な高橋文哉さんと、すごくかわいらしくて魅力的な桜田ひよりさんが、原作のあのシーンや原作にはないけれど個人的に大好きなシーンをスクリーンで観せてくださる日がとても楽しみです。
作品を通じてご縁のあったたくさんの方のおかげで、このような機会に恵まれました。本当にありがとうございます。
【竹村謙太郎監督のコメント】
机の中のラブレター、校舎裏での告白、交換日記――
原作を読ませていただいて、いい年の自分は何かとても懐かしい気持ちになりました。
SNS全盛の今ではすぐに返事がないと「不安」になってしまうのだけど、大切な人に手紙を書くとかいつ来るかわからない返事を待つという時間には「わくわく」があったなぁと。
今、最も旬な高橋文哉さんと桜田ひよりさんというお二人と共に、変わらぬ恋の切なさ、青春のトキメキを皆さんに届けられるようスタッフ一同頑張ります。ピュアで不器用な二人の恋の行方を「わくわく」しながら見守って頂けると幸いです。
小説『交換ウソ日記』