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スポーツランドSUGOが地元の名産を使った新グルメを開発。今春オープンのSUGO CAFEで販売へ

2023年02月25日 08:40  AUTOSPORT web

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710ボロネーゼと85カレーのパッケージ
 クルマやバイク好き、モータースポーツファンにはおなじみのスポーツランドSUGO。宮城県柴田郡村田町にあるサーキットが、地元村田町の発酵食品を使った新商品を開発し、2月22日に報道陣とゲストのヤマハライダー2名、富田俊樹、渡辺祐介を招いた試食会を開いた。

 スポーツランドSUGOは、FIA公認国際レーシングコースやモトクロスコースなどを有し、国内最高峰の四輪カテゴリーである全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGT、二輪トップカテゴリーの全日本ロードレース選手権、全日本モトクラス選手権などが開催される東北地方を代表するサーキットだ。

 そんなスポーツランドSUGOでは、2022年から社会貢献事業の一環として、村田町周辺の名産である発酵食品を使用した新しいグルメの開発“むらた発酵フードプロジェクト”に着手。同年11月にはその第一弾として、村田町で行われた蔵しっく文化祭2022において『むらた発酵カレー』が限定販売された。

 今月22日に行われた試食会に向けては、新たに3つの新グルメが看板商品として開発され、完成品が4月7日(金)にグランドオープンを予定するSUGO CAFEにて来場者に振る舞われた。試食会に並んだメニューは、SUGOオフィシャルシェフの吉田友則氏が監修した『85(はっこう)カレー』『710(なっとう)ボロネーゼ』『酒粕ミルクソフト』の3種類だ。

 85カレーは無添加味噌にこだわった桜中味噌店の生味噌『粋』と、銘酒『乾坤一』で知られる創業300年の“老舗”大沼酒造店の酒粕を用いた新感覚のカレー。酒粕バターや山椒などのトッピングで“味変”も楽しむことができる。

 同じく『粋』を使用している710ボロネーゼは、グリーンパール納豆本舗で手間暇かけてつくられた納豆『こつぶ』のうまみを閉じ込めたパスタソースで、納豆と味噌の組み合わせがクセになる一品に。酒粕ミルクソフトは『乾坤一』の製造過程のなかで出る酒粕を用いたサスティナブルなソフトクリームとなっている。これらの新商品に用いられている味噌、納豆、酒粕は、いずれも村田町で作られているものだ。

 スポーツランドSUGOは今後、この3つの新商品をSUGO CAFEにおいて販売し、レトルト食品となる85カレーと710ボロネーゼについては一般流通販路でも販売を行う予定だという。価格はレトルトパックが各650円(税込)、ミルクソフトは390円(税込)だ。

 なお、4月7日オープン予定のSUGO CAFEではこの他にも各種カフェメニューが用意されているほか、モータースポーツ関連の展示もありチェックしておきたいところ。ゲート外の店舗となるためサーキット利用者でなくても立ち寄ることが可能だ。詳しくはスポーツランドSUGO公式サイト(https://www.sportsland-sugo.co.jp/)、またはSUGO CAFE公式SNS(https://twitter.com/sugo_cafe)を確認してほしい。