違和感を無視して友人付き合いを続けていると、とんでもない事態になることもあるようだ。東京都の40代女性(サービス・販売・外食/年収600万円)は、
「最初から友達ではなかった気がします」
と苦い経験を振り返った。(文:草茅葉菜)
「友達だから言ってあげてるのよ」
女性は飲食店を経営しているという。コロナ初期に、ある同年代の夫婦が来店して話しが弾み、奥さんとは公私共に付き合うようなった。女性は彼女が発する
「私たち友だちでしょ?」
というセリフに違和感があったものの、受け流していたという。その後、コロナで1年程音沙汰が無かったものの、LINEで「たまには会いたい」というメッセージが送られてきた。
夫婦で店に来店した日は彼女の誕生日だったため、女性は良い肉を仕入れて出したという。すると、いきなり怒りながら「お会計!」と言われてしまった。理由を聞くと
「1年の間に体調を崩して好みが変わったのにこんな物を出すなんてガッカリ!」
との事だった。女性は
「いやいやメニューはお任せだったし、何が食べたいか聞いても『何でも大丈夫』と言ってたし、体調崩していたのは初耳で尚かつ好みが変わったなんて聞いてないし」
と憤りを綴る。事前に何も知らされていないのだから、女性が怒るのも当然だ。その後彼女は
「友達だから言ってあげてるのよ」
と上から目線の発言で自分を正当化した模様。女性は接客のプロとして対応したようで
「少し時間をかけて、なだめて笑顔で帰しましたが、最初から友達ではなかった気がします。もう来ないで」
と冷めた様子で綴った。
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