加茂克也の展覧会が開催、国内外のコレクションで使用されたヘッドピースなど400点を展示

　ヘアスタイリストやメーキャップアーティストとして活躍した加茂克也の展覧会「KAMO HEAD ‐加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020‐」が、表参道ヒルズで開催される。会期は3月21日から4月2日まで。入場料は無料。

　加茂は、1990年代から「シャネル（CHANEL）」や「フェンディ（FENDI）」、「ジュンヤ ワタナベ（JUNYA WATANABE）」などのコレクションでヘアデザインを担当。近年では、空間デザインやアートディレクション、作品制作などにも活動を広げていたが、2020年に54歳で逝去した。
　同展では、加茂自身が生前に企画・構想した内容をもとに、国内外のコレクションで使用された約200点のヘッドピースに加え、制作道具や創作過程が見ることができるポラロイドブック、プライベートな時間に制作していた箱型のアートピースなど計400点を展示。過去に同氏が出演したNHKのテレビ番組「デザインあ」の映像上映や、アトリエを再現したスペースも用意する。会場では展示のほか、作品集「KAMO HEAD」（税込1万2100円）の販売を行う。

■KAMO HEAD ‐加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020‐会期：2023年3月21日（火）～4月2日（日）会場：表参道ヒルズ 本館 地下3階 スペース オー開場時間：11:00～21:00　※3月26日と4月2日は20:00まで入場料：無料公式サイト