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どんな味なんだ!?「日清どん兵衛特盛 ラーメンスープの!?きつねうどん」が謎すぎたので食べてみた結果

2023年02月24日 12:21  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

どんな味なんだ!?「日清どん兵衛特盛 ラーメンスープの!?きつねうどん」が謎すぎたので食べてみた結果

 もはや国民食と言っても過言ではない「日清どん兵衛 きつねうどん」。様々なバリエーションが登場しており、どれも甲乙つけがたいカップ麺なのですが、このたび新しい商品が登場しているのを発見しました。


 その名も「特盛 ラーメンスープの!? きつねうどん」。名前から察するに、ラーメンスープを使ったどん兵衛ではないかと推測されます。たしかに日清といえば、ラーメンも販売しているので、どん兵衛との相性を試したくなるのは必定。


 ただし、問題は「本当に美味しいのか」「どんな味なのか」です。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


■ 「日清特盛 ラーメンスープの!?きつねうどん」とは

 2月20日に全国発売された「日清特盛 ラーメンスープの!? きつねうどん」(以下どん兵衛ラーメンスープ)とは、鶏油と鶏ガラ鰹の「ラーメンスープ」に、「日清どん兵衛 きつねうどん」おなじみの「うどん」と「おあげ」を組み合わせた商品。希望小売価格は214円 (税別)です。


 キャッチコピーとしては「やってみたらうまかった。」とのことで、「どん兵衛史上斬新」な位置づけになるスープらしいのです。


 ただ、ラーメンと言えばちょっと「コッテリ」した味わい。今回のスープにも鶏油が入っています。はたして「うどん」にそれが合うのかどうかがポイント。


■ どん兵衛ラーメンスープと日清のどん兵衛 きつねうどんと比べてみる

 食べる前に、オリジナルの「日清のどん兵衛きつねうどん」と「どん兵衛ラーメンスープ」の大きさを比べてみましょう。並べてみると、パッケージのサイズ感は全く同じのようです。


 そしてパッケージデザインも、ほぼ同じ(ロゴが緑ベースか白ベースかだけ)なので間違える人が出てきそうではあります。



■ どん兵衛ラーメンスープの中身をあけていく

 次に中身を見ていきましょう。通常であれば「粉スープ」「かやく」等が入っているのですが……


 非常にシンプル、麺、ナルト、おあげ、液体スープの構成です。トッピングは「日清どん兵衛 きつねうどん」のかまぼこと、ナルトを今回入れ替えたようですね。これだけラーメンらしいトッピングになっています。



■ お湯を注いで作っていく

 では、お湯を注いで作っていきます。作り方は麺に沸騰したお湯をかけていくだけなので、普通のどん兵衛とかわりありません。と、その前に液体スープはとりのぞいておき、後で入れます。間違っても先に入れないようにしたいものです。


 今回は撮影用に先に蓋を全部あけてしまっていたのですが、全部あけてしまうとある問題が……。


 待っている間、液体スープを蓋の上のどのポジションに置いておくのか問題が生まれてしまいました。中央だと非常にバランスが悪く、中にドボンするおそれがあります。考えた結果、はじっこへ置くことに。


 待つこと5分、いよいよ液体スープを麺に入れていきます。油がたっぷり入ったドロッとした液体です。


 これで完成です。見た目は……ほぼ「どん兵衛」やないか!ラーメン感はゼロに等しいようです。


 ただ、スープは鶏油が浮いており、うどんではなく、ラーメン感を漂わせております。


 さて、肝心の味ですが、これはほぼ「どん兵衛」と同じ味と思っていただいて良いかと思います。たしかにラーメンスープのような、独特のクセもありますが、それほど「ラーメン感」はなく、どん兵衛というブランドをしっかり守っております。


 おそらく、どん兵衛である以上、強く「ラーメンより」にはあえてしなかったのでしょう。微妙な位置づけのスープです。


 ちなみにどん兵衛ラーメンのスープの成分は「しょうゆ、鶏脂、食塩、豚脂、魚介エキス」など、肉ベースのエキスが入っています。対して普通のどん兵衛は「魚粉、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料」など魚ベース。この辺に違いがあるようですね。


 若干の違いはあれど、美味しいのは美味しい。どん兵衛よりも、ちょっと油多めの若干コッテリ味を楽しみたい方にはオススメの商品と言えるかと思います。


【今回紹介した商品情報】
希望小売価格:276円(税別)
内容量:149g(麺量:96g)
発売地域:全国


<参考>
日清食品 2月6日発表プレスリリース


(たまちゃん)