スズキ、『Vストローム1050』の最新型と、新設定のオフロード向け『Vストローム1050DE』を発売

　スズキは、大型二輪モデル『V-STROM（ブイストローム）1050』を一部仕様変更するとともに、新たに未舗装路なども走ることができるオールラウンドなスポーツバイク『V-STROM 1050DE』を設定し、2023年2月28日より発売を開始する。

　スズキの『Vストローム1050』は、クラッチやスロットルを操作せずにシフトアップ／ダウンが可能な双方向クイックシフトシステムを採用したほか、さまざまな走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S（スズキインテリジェントライドシステム）の機能の充実や、5インチ大画面カラーTFT液晶メーターの採用により、長距離ツーリングに求められる使い勝手や利便性を向上さえせるなどの変更を実施した。

　また、今回、新たに設定した『Vストローム1050DE』は、スズキトラクションコントロールシステム（STCS）の3モード（＋ OFF）に加え、専用のG（グラベル）モードを設定。未舗装路での操縦安定性を高めている。加えて、フロントには大径の21インチホイールを装着し、前後タイヤにセミブロックパターンのタイヤを採用している。

　さらに、標準車よりも左右に20mmずつ幅を広げることで衝撃吸収性能が向上したハンドルバーや、外観向上や用品装着のためのアクセサリーバー、地面の飛び石などからエンジン下部を保護するアルミ製エンジンプロテククターを採用している。

『Vストローム1050』の車体色はキャンディダーリングレッド／マットブラックメタリックNo.2、リフレクティブブルーメタリック／マットブラックメタリックNo.2、グラススパークルブラック／マットブラックメタリックNo.2の3色を用意。メーカー希望小売価格は162万8000円。

『Vストローム1050DE』の車体色は、チャンピオンイエローNo.2／マットソードシルバーメタリック、ブリリアントホワイト／パールビガーブルーの2色で、メーカー希望小売価格は171万6000円。両車とも、2023年2月28日から発売される。