海外への出張となると、予想もしないハプニングが起きることもあるようだ。兵庫県の30代男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/年収1100万円)は、欧州出張の際に様々なハプニングに遭遇してしまったことを明かす。(文:草茅葉菜)
「搭乗予定の客が一斉にフロントに罵声を浴びせる事態に」
男性は欧州出張の際、出国前夜にレンタルした海外携帯のアダプタが合わないことに気が付いた。出国当日にレンタル携帯業者に連絡するも、なかなか返事は来なかった。そしてとうとう航空会社の人に搭乗を促されるタイミングで、
「代わりは準備できないので現地で携帯電話を買ってくれ。後で清算するから」
と返事があった。本当にギリギリだったため、「パイロットやCA用のゲートを視線を浴びながら通過した」というありさま。始めからスムーズに行かなかった。
フランスに着くと携帯を買いに出かけ、片言の英語で屈強な店員に囲まれながら携帯電話を購入。「大変な目に遭った」と一息ついていると…
「次の目的地ドイツに向かうため再び空港に向かったところ、渋滞につかまり、空港に着いた時点で搭乗予定の飛行機は離陸」
とことんトラブルが続いてしまったという。最終便に追加料金を払って席を確保し、2便やり過ごして待っていたところ、なにやら搭乗口付近が騒がしくなってきたようだ。その理由について男性は
「最終便が遅延からキャンセルとなり、搭乗予定の客が一斉にフロントに罵声を浴びせる事態に。(それを気にせず場所を離れるスタッフなど、仕事に対する向き合い方の違いを垣間見ました)」
と綴る。その後3時間チケット窓口で待たされ、ようやく対応されると思いきや、さらなる試練が男性を襲うのであった。【後編へ続く】
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