スタイリスト梶雄太がセレクト　一夜限りの映画祭「カジユ・デュ・シネマ」が下北沢で開催

　スタイリストで「サンセ サンセ（SANSE SANSE）」を手掛ける梶雄太が“今の気分”でセレクトした映画を上映する一夜限定の映画まつり「カジユ・デュ・シネマ（Kajiyu du cinema）」が、下北沢で2月25日に開催される。当日は映画上映のほか、オリジナルTシャツの販売や古着屋の出店、梶による「映画占い」などのイベントも用意する。

　「旧作映画の“古着的”な復興」をテーマとして映画文化復興を目的に企画された同イベントは、スタイリストという職を軸に置きながらも、サンセサンセのブランドディレクションや、写真・文章作品を手掛けるなど幅広く活動する梶をキュレーターに迎えることで、新しい映画上映の形を目指したという。
　上映されるのは、シベリアのバンド「レニングラード・カウボーイズ（Leningrad Cowboys）」の音楽の旅路をコメディタッチで描いたロードムービー「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ（Leningrad Cowboys Go America）」（1989年）、フランス人カップルの感情の機微をモノクロで描いた「ジェラシー（Jealousy）」（2013年）、迷える脚本家と6人の女性との出会いと別れを描いたヒューマンドラマ「聖杯たちの騎士（Knight of Cups）」（2015年）の洋画3作品。上映会はシモキタ・エキマエ・シネマ「ケーツー（K2）」で行われる。
　関連イベントは、同エリア内の「テフラウンジ（（tefu) lounge）」で開催。古着屋の出店では「オールドフォークハウス（OLD FOLK HOUSE）」のデザイナー山浦大河と小澤和生が参加し、フリーマーケット形式で私物を出品する。このほかオリジナルTシャツや、「ヨロコビ ブルワリー（YOROKOBI BREWERY）」のクラフトビール、「KITASANDO COFFEE」のコーヒーを販売する予定だ。
　上映会およびイベントは22時から29時30分まで開かれ、イベントだけの参加も可能となっている。上映会の参加料金は税込2500円で、K2サイトから購入できる。

■カジユ・デュ・シネマ（Kajiyu du cinema）日時：2023年2月25日（土）22:00～29:30会場：K2イベント詳細