Text by CINRA編集部
『第27回手塚治虫文化賞』マンガ大賞最終候補作品が発表された。
朝日新聞社が、手塚治虫の業績を記念し、志を継いで漫画文化の健全な発展に寄与することを目的に1997年に創設した『手塚治虫文化賞』。年間を通じて最も優れた作品に贈る「マンガ大賞」のほか、新生賞、短編賞、特別賞があり、鉄腕アトム像と賞金が贈られる。
最終候補作品は以下の8作品。
『海が走るエンドロール』たらちねジョン
『女の子がいる場所は』やまじえびね
『SPY×FAMILY』遠藤達哉
『タコピーの原罪』タイザン5
『チェーザレ 破壊の創造者』惣領冬実
『東京ヒゴロ』松本大洋
『ひらやすみ』真造圭伍
『ゆりあ先生の赤い糸』入江喜和
選考委員は秋本治、里中満智子、高橋みなみ、中条省平、トミヤマユキコ、南信長、矢部太郎に加え、朝日新聞社から角田克と喜多克尚。
結果発表は4月下旬ごろ。贈呈式は6月8日に朝日新聞東京本社で開催される予定だ。
朝日新聞社では3月31日までマンガ大賞の予想投票を実施中。マンガ大賞受賞作に投票した人から抽選で50人に「第27回記念ピンバッジ」が贈られる。