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BMW、SBKで使用するM1000RRを公開。2023年も4台体制継続、BMWモトラッドは100周年

2023年02月20日 19:00  AUTOSPORT web

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2023SBK:ROKiT BMW Motorrad WorldSBK TeamとBonovo Action BMW
 2月17日、BMWは2023年のスーパーバイク世界選手権(SBK)で走らせる新型マシンのBMW M1000RRを公開した。

 BMWはS1000RRを使用して、BMWモトラッドモータースポーツとショーン・ミュア・レーシングの合同チームとしてワークス体制でSBKに復活することを2018年に発表。翌2019年シーズンからSBKに継続参戦している。

 BMWモトラッド・ワールドSBKチームとして2年間は2台体制で戦ってきたが、2021年に参戦体制を強化し、ワークスチームの2台とサテライトチームを2チーム2台加えて新型のM1000RRを4台走らせることとなった。

 2022年はワークス2台とサテライト1チーム2台になり、BMW Motorrad WorldSBK Teamはスコット・レディングとマイケル・ファン・デル・マーク、Bonovo Action BMWはユージン・ラバティとロリス・バズを起用した。

 そして2023年は、BMWワークスはITを扱うROKiTがタイトルパートナーにつき、ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamでエントリー。また、Bonovo Action BMWはユージン・ラバティがマネジメントに加わり、ライダーコーチの役割も担うことになったため、ギャレット・ガーロフがヤマハから移籍した。

 レディング、ファン・デル・マーク、ガーロフ、バズの布陣となり、S1000RRをさらにレース仕様にアップデートしたM1000RRを走らせる。カーボンパーツやウイングレットなどが備えられているM1000RRは今季からカウルなどが仕様変更されており、実戦開発を重ねながら、表彰台を狙っていく。