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古い家に住んでいる500人に聞いた不満、1位は? - 2位見た目、3位設備

2023年02月19日 11:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
あんしん解体業者認定協会は2月15日、「古い家ならではの不満や不安に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月5日~13日、古い家に住んでいる502人を対象に行われたもの。


まず、古い家に住んでいて感じる不満について聞いたところ、1位は「断熱性能が低い」(261人)となった。「冬が寒くてツラい」という意見が多数見られた。



2位は、「見た目が悪い」(98人)。古い家の「外観」「内装の古風さ」「汚れ」を気にしている人も多く見られた。3位は「設備が古い」(64人)。「コンセントが少ないため、新しい家電や住宅設備を導入できない」という不満も挙げられた。



以下、4位「建て付けが悪い」(57人)、5位「手入れが大変」(44人)、6位「害虫・害獣の発生」(40人)、7位「間取りが使いにくい」(35人)、8位「壁が薄い・防音ではない」(31人)、9位「床がきしむ・たわむ」(30人)、10位「カビ・湿気がひどい」(27人)という結果となった。



次に、古い家に住んでいて感じる不安について尋ねてみた。

1位は「災害に耐えられなさそう」(277人)となった。古い家では現行の耐震基準を満たしていないことも多いため、「地震が怖い」という人が多数。実際に地震を経験した人からは、「家が大きく揺れて怖かった」「地震のたびに壊れる部分がある」という声も聞かれた。



2位には「今後メンテナンスが大変そう」(98人)がランクイン。メンテナンスの必要な箇所が一気に出てきそうだと懸念する声や、実際に次々とメンテナンス費用が出てきて困っているという声が寄せられた。



3位は「雨漏りや腐食が進みそう」(44人)。雨漏りが原因で木材が腐ったりカビが発生したりするため、不安に思っているという人が多く見られた。



以下、4位「防犯性が低い」(40人)、5位「設備が壊れそう」(39人)、6位「害虫・害獣が発生しそう」(38人)、7位「家が崩れるかもしれない」(21人)となった。



また、住み替えや建て替えを検討しているか聞いたところ、52.0%が「当面は考えていない」と回答した。「漠然と検討している」は35.1%、「具体的に検討している」は12.9%となっている。(フォルサ)