大川=蕗谷賞に選ばれたのは、「犬王」総作画監督の亀田祥倫と中野悟史、「漁港の肉子ちゃん」美術監督の木村真二、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」撮影監督の寺尾優一、「THE FIRST SLAM DUNK」のCGアニメーションを手がけた東映アニメーションとダンデライオンアニメーションスタジオ、「劇場版 呪術廻戦 0」アニメーション制作スタジオのMAPPA。同映画祭のプログラム・ディレクターを務める数土直志氏からは、各受賞者の受賞理由が到着。フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎氏もコメントを寄せた。
□ 東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ(「THE FIRST SLAM DUNK」CGアニメーション)について 「漫画の絵がそのまま動き出したようなアニメーションを実現したい」、多くの漫画家が夢見る映像を、原作者・井上雄彦と共に最新のCGアニメーションで実現。誰も観たことがない、こんなことが出来るのか、驚きの連続でした。卓越した技術で実現した「THE FIRST SLAM DUNK」の映像は、CGアニメーションの新しい時代を切り拓くことになるはずです。
□ MAPPA(「劇場版 呪術廻戦 0」アニメーション制作スタジオ)について 現代の若者の心を掴み空前の大ヒットになった「劇場版 呪術廻戦 0」。これはアニメーション制作を担当したMAPPAが設立から12年の若いスタジオであることも無関係ではないはずです。「チェンソーマン」、「ユーリ!!! on ICE」など話題作を次々に生み出すMAPPAは、新しい時代を捉える未来のアニメスタジオなのです。