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【漫画】恋敵のイケメンが家族になったら……続きが気になりすぎるSNS漫画にニヤニヤ

2023年02月17日 13:01  リアルサウンド

リアルサウンド

漫画『恋敵のイケメンと家族になる話』より

 多くのラブコメ作品が人気を獲得している現在の漫画シーン。そんななか、2月10日にTwitter上で公開されたオリジナル漫画『恋敵のイケメンと家族になる話』は、意外なラストに驚かされつつ、ニヤニヤしてしまう良作だ。


(参考:漫画『恋敵のイケメンと家族になる話』を読む


 目つきの悪い男子高校生の恭介は、今日も思い人である沢田を遠くから見つめている。すると、沢田の生徒手帳を拾ったというイケメン・ゆずるが登場。生徒手帳を手渡された沢田は照れてしまいパニックに。その一部始終を見ていた恭介はメンタルブレイクを起こしつつも、母親の再婚相手である男性との顔合わせに向かうと、そこにはゆずるの姿が――。


 「いつか『ちゃお』や『コロコロコミック』に連載を持って、好きな漫画家さんの作品と同じ紙面に載りたい」という夢を持ちながら小学校低学年時代から漫画を描き続け、今日まで活動してきた作者の頼間リヨさん(@R4_119)。“つり目萌え”には堪らない本作が誕生した経緯など話を聞いた。(望月悠木)


■“少女漫画あるある”にギャップを加えて


――『恋敵のイケメンと家族になる話』制作の経緯を教えてください。


頼間:再婚という設定は“少女漫画あるある”から採用しました。はじめは「親の再婚にショックを受ける主人公に、再婚相手の子供の年上だと思っていたお姉さんに慰めてもらうも、実は妹だった…」という話にしようかと考えていました。ただ、「もっと大きいギャップがほしいかも」と思ってこの話ができました。


――ゆずるや恭介はどちらもつり目で素敵でした。頼間さんが感じるつり目の魅力は?


頼間:もともと好きになるキャラクターのつり目率が高く、好みの問題かと思いますが、睨みつけた時や流し目が映えるのでとても好きです。猫っぽくなったり狐っぽくなったりなど、同じつり目でも目じりで印象が変わるので、描き分けるよう意識しました。


――ゆずるが恭介の頬を掴んで「やめろ」と口にするシーンですが、ゆずるの上目遣いがとても可愛らしかったです。


頼間:嬉しいです。そのシーンでは、ゆずるのクールな印象を崩さずに赤面させたかったので、あえて笑わせています。「『緊張しているのを悟らせないため』など理由があったらかわいいなー」と考えて描きました。


――ゆずるはボーイッシュな印象ですが、ラストは可愛らしいパジャマを着ており、そのギャップがとても素敵でした。


頼間:ゆずるが初めから女の子にしか見えないと驚きがないので、なるべく男の子に見えるよう、体型はジャージでカバーしたりなど作画を気を付けました。ラストは絵でわかりやすいように可愛いパジャマにしました。


――続編が気になる内容でしたが、今後のストーリーの予定は?


頼間:今のところは考えていません。ただ、キャラクターは気に入っているので描くかもしれません。今は他の作品も見ていただけたら嬉しいです!


――今後の漫画制作について教えてください。


頼間:今後も月一投稿を目標に頑張ります。現在、『comic HOWL』にて、『シカバネーゼ』という作品の作画担当をしています。そちらは作品は本作と系統が異なりますがぜひ読んでいただきたいです!


(望月悠木)