現代女性の自分らしさを表現、マッシュHD傘下スタイルヴォイスから新ブランドデビュー

　マッシュホールディングス子会社のスタイルヴォイスから、ウィメンズブランド「ソリン（SORIN）」が2023年春夏シーズンにデビューする。「MODERN CONTRAST STYLE」をコンセプトに、正反対の要素をミックスすることで多様な価値観から影響を受けた現代女性の自分らしさを表現するという。


　ソリンは、モードかつフェミニンなテイストのデイリーウェアを提案するウィメンズブランド。国内コンテンポラリーブランドで経験を積んだデザイナー陳が、デザインとブランドディレクションを担当する。
　デビューコレクションは、映画「ブラック・スワン」から着想を得て製作。ブラックとホワイトをメインのカラーパレットとして採用し、映画の印象的なシーンに使われるレッドをアクセントとして取り入れた。作中のバレリーナからインスピレーションを得たスカートやレオタードをモチーフにしたトップスなど、計45型を展開する。

　ブランドのメインターゲットは20～30代のファッションを楽しみたいと考える女性。アウターで3万円前後、ジャケットで1万5000円前後、トップスで1万円前後、パンツで1万円前後といった価格帯で提供する。ディレクター兼デザイナーの陳は「世の女性が気軽にファッションを楽しめるよう、オリジナリティのあるデザインかつ手に取りやすい価格帯で展開することを意識した」と話す。

　今後は、春夏と秋冬の年2回、新作コレクションを発表予定。初年度の年商2億円を目標に設定し、オンラインストアでの販売を中心に地方路面店などへの卸売も進める。担当者は「まずはブランドをお客様に知っていただくことが最優先。ポップアップの開催も視野に、積極的に認知を広げていきたい」とコメントしている。