職場で宗教やネットワークビジネスなどの勧誘をされると困ってしまう。東京都に住む50代後半の女性（事務・管理／年収400万円）は、「証券会社の事務集中センターでパートをしていた時」に、突然こんな誘いがあったという。（文：永本かおり）
「我が人生の師、〇〇先生の展示会です」
相手は、女性の職場に赴任してきた管理職の男性だった。
「とてもフレンドリーな方でパートの飲み会にまで参加したいと言ってこられました」
と振り返る。一見、従業員に分け隔てなく親睦を深めようとしている気さくな男性に思える。しかし「いざ、業務終了後にみんなで集合した」ところ……
「『みなさんにお渡ししたい物があります』と言われ、展示会のパンフレットだそうなので嬉々として受け取ったところ、『我が人生の師、〇〇先生の展示会です』」
と男性は衝撃的な発言をした。それ以上の勧誘は特になかったようだが、謎のパンフレットをもらっても反応に困るだけだろう。女性はその後を
「その日の飲み会が盛り上がらなかった事は言うまでもありません」
と報告。失望感をにじませた。
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