トップへ

クルマ好き学生ライターが「カッコいい!」と思ったキャンピングカーは?

2023年02月16日 11:32  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
「ジャパンキャンピングカーショー2023」(2月3日~6日、幕張メッセ)で最もカッコよかった1台は? 自動車部所属のクルマ大好き学生ライターから取材レポートが届きました。トヨタ自動車のピックアップトラック「ハイラックス」をベースとするSUVタイプのクルマが気に入ったそうですが、その理由とは?


○どこでも走れる? 走破性が魅力の1台



私が注目したのは、キャンピングカー専門店のダイレクトカーズが展示していたSUVアドベンチャーキャンパー「BR75」というクルマです! ベースとなっているのは、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」。ハイラックスの「Z“GR SPORT”」グレードをベースとする「BR75-G」と、「Z」グレードをベースとする「BR75-Z」の2種類から選べます。


コンセプトは「大人の秘密基地」。オフロードを得意とするハイラックスがベースなので、川辺や雪山など路面の悪い場所にも乗り込んでいってキャンプや車中泊が楽しめそうですね。



BR75製作の背景は? ダイレクトカーズの担当者によると、「SUVでキャンプを始める人が増えている」ことと、「ハイラックス自体がもともと人気の高いクルマ」であることを考慮して作ったとのことでした。


ハイラックスをベースとするキャンピングカーは珍しくないのですが、従来は荷台に箱を載せる形で改造するのが普通でした。BR75の珍しいところは、荷台を取り外して車体後部に「シェル」をつなぎ合わせているところ。こういう作り方は「業界初」だそうです。


乗車定員は5人、就寝可能人数は4人まで。展開式のベッドがあり、シェル内は居住空間としての使用がメインとなります。電源や持ち運び可能な冷蔵庫、家庭用のエアコンが付いているフル装備で、内装はブラック・ブラウンカラーが中心の仕上がり。車内ではゆったりと座ってくつろぐことができます。


私が気に入ったのは、ベース車で「GRスポーツ」が選択できるところです! 「GRスポーツ」はトヨタがスポーティーな市販車に与える特別なブランド名ですが、スポーツカー的な要素を持ったキャンピングカーって珍しくないですか? オンロードでもオフロードでも、どんな場所でも駆け抜けたいという私の気持ちもつかまれてしまいました。



カッコよさとデザイン性のよさはもちろん、2,400ccという高い排気量も魅力のひとつです。シェルを付けているので車両重量はどうしても重くなりますが、これだけパワーがあればオフロードも問題なく走破できそうです。



ボディカラーは選択可能で、純正色はもちろんオーダーすることもできます。私だったら……蛍光色のピンクなんかはどうでしょう?



車両本体価格はBR75-Gが1,245万円、BR75Zが1,098万円。ダイレクトカーズによれば、ジャパンキャンピングカーショー2023開催中の来場者の反応は「かなりよかった」とのことです。就職活動中の私ではありますが、自分で稼いでクルマを買うとしたらこういうタイプもありかも……。そんなことを思った今回の取材でした!(井上智尋)