みずからを貧乏性と評する人に共通する特徴は、“規格外の物持ちの良さ”だ。
「ラップを一度使っても捨てられない。100均のものも捨てられないし、服は7~8年着てるものもある。洗濯機は15年もの」
このような投稿を寄せたのは、都内在住の40代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職)。ちなみに女性は年収1400万円のため、決してお金がないわけではない。まだ使えるものを捨てるのは、もったいなくて気が引ける性分なのだろう。(文:福岡ちはや)]
洗濯機の不具合から5年経過「エラー解除のためにボタンを押しに行くことを続けています」
埼玉県の40代後半女性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収500万円)も、洗濯機の買い替えを渋っている。
「購入して19年になる全自動乾燥機付きの洗濯機が、洗濯からすすぎに移行するタイミングで止まってしまい、その都度エラー解除のためにボタンを押しに行くことを5年以上前から続けています。それ以外の不具合はないため使い続けています。新しい洗濯機が買えないわけではないのですが……」
ちなみに洗濯機の寿命は10年ほどといわれている。まさに規格外の物持ちの良さだ。
ほかにも、大阪府の40代前半男性(技能工・設備・交通・運輸/年収700万円)は、
「靴はかかとがすり減って、穴が開くまで履き潰す」
という。男性は筋金入りの貧乏性らしく、
「リップクリームの容器の中身をほじくり出してまで使いきる。外食は一切しない。お菓子はドラッグストアで安く購入」
「コンビニのプライベートブランドのお菓子は贅沢に感じる」
と綴っていた。つい衝動買いをしてしまう人、新しいものをすぐに買ってしまう人は、見習うべきところがあるのではないだろうか。
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W