2月12日、神奈川県横浜市港北区にあるアネスト岩田本社工場で、『ANEST IWATA BLUE LINK FES. 2023』が行われ、スーパーGT GT300クラスに参戦するANEST IWATA Racing with Arnageが新たにカラーリングされたマシン、そしてイゴール・フラガ、古谷悠河、小山美姫の3人のドライバーたちが集まったモータースポーツファン、地域のファンにお披露目されたが、ここでなぜアネスト岩田がモータースポーツに参入するのか、その狙いが語られた。
■まずは地元からしっかり繋がりを また、アネスト岩田が100周年に向けて取り組んでいくのが、地域との繋がりだ。横浜市港北区新吉田町に本拠を置くが、今回『ANEST IWATA BLUE LINK FES. 2023』と題したイベントを行い、その中心にスーパーGTの発表を据えた。
イベントでは、アネスト岩田の製品技術を活用した射的やスーパーボールすくい、ふわふわなど子どもたちが楽しめるコーナーが用意されたほか、神奈川県警の白バイやパトカーの展示、キッチンカーやアネスト岩田の健康経営をサポートするSIXPADのブースなどが用意され、大人も子どもも楽しめる催し物となった。実際、モータースポーツファン以外にも地域のコミュニケーションツール等を活用し呼びかけを行った結果、多くの家族連れが訪れ、ANEST IWATA Racing RC F GT3に目を輝かせる子どもたちの姿があった。
「今回、いちばんなのは新吉田町という街でお披露目ができたことが嬉しく思っています。まずは地元からしっかり繋がりをもっておこうと、『ANEST IWATA BLUE LINK FES. 2023』というかたちで行わせていただきました。今後も定期的に継続していきたいイベントです」と武田取締役は語る。