2月12日、神奈川県横浜市港北区にあるアネスト岩田本社工場で、『ANEST IWATA BLUE LINK FES. 2023』が行われた。2023年からスーパーGT GT300クラスに参戦するANEST IWATA Racing with Arnageが、マシンカラーリングと3人のドライバーたちをお披露目したほか、さまざまな催し物が行われ、地域住民やモータースポーツファンなど多くの来場者を集めて盛り上がりをみせた。
そんなアネスト岩田は近年、スポンサードを通じてスーパーGTに参画していたが、2023年からはスーパーGT GT300クラスにANEST IWATA Racing with Arnageとして参戦することになった。すでに2月7日には参戦体制発表も行われたが、この日、横浜市港北区にあるアネスト岩田本社工場で行われたイベント『ANEST IWATA BLUE LINK FES. 2023』では、スーパーGT車両のお披露目がそのイベントの中心として注目を集めることになった。
そんななか、12時に工場奥から登場したのはANEST IWATA Racing RC F GT3だ。すでに2月7~8日に富士スピードウェイで行われたテストに参加していたが、その際はカーボンブラックの状態。テストを終えてたった1日半でポリフォニー・デジタルがデザインしたカラーリングの施工を終え、今回のイベントに登場したが、展示スペースまで自走で登場。レクサスRC F GT3のエキゾーストノートを響かせた。
ANEST IWATA Racing RC F GT3の登場とともに、今季ドライブするイゴール・フラガ、古谷悠河、小山美姫の3人も真新しいブラックのレーシングスーツを着用して登場(ただし本番のスーツはまた別のものになるという)。3人ともにスーパーGTへの参戦は初めてだが、逆に言えば非常にフレッシュな顔ぶれとも言えるだろう。
お披露目の後は、ANEST IWATA Racing RC F GT3のコクピット搭乗体験やドライバーたちとの記念撮影会も行われた。アネスト岩田では3年前にもこういったイベントを行ったそうだが、今回は地域への事前告知が行われたほか、ANEST IWATA Racing RC F GT3のお披露目もあり、なんと昼すぎには1000人以上の来場者が訪れ、イベントを手作りで運営した社員たちも驚きの表情を浮かべていた。