結婚式ではご祝儀を贈ることがマナーとされているが、「ご祝儀袋の中身がまさかの空っぽだった」と語る30代後半の女性。
9年前、自身の結婚式に小学校時代から仲良くしている友人を招待したが、新婚旅行から帰国後、ご祝儀袋の中身を確認しているときに判明したという。(文:谷城ヤエ)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
「彼女は最初から入れる気がなかった」
祝儀袋の中身が空という事態に女性も驚いただろう。
「彼女は普通に料理も食べ、引き出物も持って帰ってます。祝儀は気持ちの問題ですがまさかの空。もしかして入れ忘れ?でも本人に確認なんて」
友人に対してお金を入れたかどうかの確認なんてしたくないものだ。女性は「2、3日考え共通の友人(高校の同級生)に相談」することにした。
「共通の友人は『Aの事だから入れ忘れたんじゃない?本人に聞いてみたら良いじゃん。小学校の時からの長い付き合いなんだし』と言われました」
「確かに長い付き合いだし、彼女が結婚して子供が産まれた時も病院に会いに行ったり、出産祝いも渡したし、子供が産まれてからもBBQをしたり仲良くして来た仲。共通の友人の言う通り忘れていたのかもしれない。なので勇気を出して本来聞かないだろうけど私は本人に祝儀が入っていなかった事をLINEで伝えました」
しかし「既読になってからも返信はなし」。3日後ぐらいに「ごめん!入れ忘れてた!」と返事が来たそう。返信は遅めで想像以上に軽い返事だ。
「まず本当に入れ忘れていたなら私からのLINEを読んですぐ返信するだろうし、『ごめん!入れ忘れた!』で終わるんじゃなくて『いつ家いる?』とか『いつ会えそう?』と渡す気があるなら返信すると思うんです」
「私がその返信に『いつもらえる?』と聞けますか?最初に入っていなかった事を送るのも『こっちから言う話ではないのだけれど』と前置きをして入っていなかった事を伝えているのに。彼女は最初から入れる気がなかったんだと思いました」
友人の薄情な対応にがっかりした様子の女性。今まで女性が友人に対してしてきたお祝いも踏みにじるような行為だ。
「後日ばったり店で彼女を見かけましたがやばい!って感じで私気づいてませんみたいな感じで避けられたので確信犯だったんだと。なら最初から結婚式に行けないと断られた方が良かった。それ以降彼女とは連絡を取っていません」
ときっぱり縁を切ったことを綴った。相手を気遣えないような友人とは離れて正解だ。