1月31日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamは、2023年シーズンにレミー・ガードナーとドミニク・エガーターが駆るヤマハYZF-R1を公開した。
2022年シーズンのGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamは、野左根航汰とギャレット・ガーロフのふたりが参戦していた。ガーロフはランキング11位、野左根は20位でシーズンを締めくくった。そして、2023年シーズンからはライダーが一新され、ふたりのルーキーライダーが戦う。
まずひとりめは、2021年にロードレース世界選手権のMoto2クラスでチャンピオンを獲得したガードナーだ。2022年はルーキーとしてKTMからMotoGPクラスで戦い、ランキング23位で締めくくり、2023年シーズンからはSBKに転向する。
そんなガードナーのチームメイトを務めるのは、エガーターだ。2021年、2022年にスーパースポーツ世界選手権で脅威の連覇を達成し、またMotoGPの併催で行われているFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)でもチャンピオンを獲得した勢いのあるライダーだ。
そんなチャンピオン経験を持つふたりのルーキーライダーが、ヤマハYZF-R1で2023年シーズンのSBKを戦っていくが、どれだけ爪痕を残せるだろうか。