「腐ってる感じに見える」と嘆く女性(画像は『Pheebs 2023年1月23日付TikTok「Slay」』のスクリーンショット) 昨今はマニキュアだけでなくジェルネイルやアクリルネイルを施して爪を美しく彩ることができるようになったが、イギリスで撮影されたとみられるある女性の動画が話題となっている。女性は、アクリルネイルを施した爪が「真菌に感染したせいで緑色に変色してしまった」と主張したのだ。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。
アカウント名「Pheebs(以下、フィーブズ)」さんが先月19日、TikTokに爪の動画を投稿したところ注目を集めた。動画にはフィーブズさんのアクリルネイルを施した爪が映っているが、ところどころ緑色に変色していたのだ。それはまるでカビでも生えているかように見えるが、フィーブズさんは「真菌に感染してしまった」と明かしている。
アクリルネイルはアクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜた人工爪で、爪の形や長さを自由に形成できるため人気だが、フィーブズさんの爪は何らかの原因により、自爪とアクリルネイルの間に菌が入り込んでしまい緑色に変色してしまったようだ。
フィーブズさんは動画に「このままインフィリング(爪が伸びた箇所にアクリルネイルの塗り足し)をしないで、『爪を休ませなさい』ってことなのかもね」と言葉を添えており、キャプションには「何だか腐ってる感じに見えるわ」と綴っている。そんな彼女の動画を見た人たちからはこのような声が寄せられた。
「ネイリストの腕が悪かったのでは? アクリルネイルと自爪の間に水分が入るとこうなっちゃうよね。」
「ネイリストのせいだとも言い切れないかも。時間が経って自爪が乾燥してくるとアクリルが浮き上がって隙間ができたり、爪が伸びた箇所に塗り足しせずに放置するとこうなることがあるわ。」
「うわー! それって痛いの? 私はネイリストから4か月ごとに爪を休ませるようにとアドバイスされています。だから今の私は自然な爪のままでいるのよ。」
また「私も同じようなことがあった」という声が届いており、フィーブズさんと同様の状態に悩まされた人もいたようだ。ちなみにフィーブズさんはコメント欄で「爪に痛みを感じることはないが、それがかえって恐ろしい」と明かしている。
なお爪が緑に変色する「グリーンネイル」という症状があるが、これは細菌の一種である緑膿菌の繁殖が原因とのことだ。
フィーブズさんは、今月1日に投稿した動画で爪にティーツリーオイルを塗り続けて多少改善していることを報告した。しかし今回のような異変に気づいた場合は専門医に相談することが望ましいようだ。2018年9月にはアメリカのある女性が、ネイルサロンでペディキュアを施してもらった際に脚に小さな傷をつけられて感染症に罹り、傷口が悪化して壊死を起こした末に片脚の切断を余儀なくされた。
画像は『Pheebs 2023年1月23日付TikTok「Slay」、2023年1月19日付TikTok「Feel so manky」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)