トプラク・ラズガットリオグルとアンドレア・ロカテッリ(Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team) 1月31日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているPata Yamaha WorldSBKは、2023年シーズンにトプラク・ラズガットリオグルとアンドレア・ロカテッリが駆るヤマハYZF-R1とカラーリングを公開した。
2016年にヤマハ・モーター・ヨーロッパとSBKに参戦を開始したPata Yamaha WorldSBKは、2023年はライダーにトプラク・ラズガットリオグルとアンドレア・ロカテッリを継続参戦させる。さらに、新しくPrometeon Tyre Groupがスポンサーに加わり、『Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team』のチーム名でエントリーすることになった。
ライダーのラズガットリオグルは、2021年に13度の優勝を飾ってチャンピオンに輝いた。翌2022年は惜しくもランキング2位で終え、チャンピオン獲得とはならなかった。2023年シーズンはゼッケンを1番から54番に戻し、王座奪還に挑む。
そしてチームメイトのロカテッリはチーム3年目を迎える。2022年はランキング5位で終えており、ラズガットリオグルとともに2023年シーズンを戦っていく。
また、『GYTR GRT Yamaha WSBK TeamSBK』からドミニク・エガーターとレミー・ガードナー、『Yamaha Motoxracing WorldSBK Team』からはブラッドリー・レイ、そして『GMT94 Yamaha』からロレンツォ・バルダッサーリが参戦し、ヤマハとしては4チーム、6人体制で戦う。
2023年に使用するYZF-R1には、リヤグリップと加速の向上、さらに優れた回転特性を目的としたさらなるアップデートが加えられているという。ヤマハが再びトリプルクラウンを獲得するシーズンとなるだろうか。