あまりにも理不尽な状況で働いていては、やる気を失ってしまうだろう。三重県の30代男性（技能工・設備・交通・運輸／年収350万円）は、
「もう辞めたけど、サビ残だから退職時に請求したかった」
と自身の経験を振り返った。（文：草茅葉菜）
「一度納得できなくて文句を言ったら怒鳴られた」
男性は、「新入社員は朝一番に出社（定時の40分前）し、昼の電話対応を毎日行なわなければならない」という状況が2年程続いたと綴る。こうした早出や昼休憩中の時間外労働は「もちろん無給」と男性は不満げだ。
これが新入社員全員に課せられているかと思いきや
「ただしこれは女性は免除。一度納得できなくて文句を言ったら怒鳴られた。結局は立場の弱い人間には偉そうに言うが自分たちの癒やしになる女性には言わない」
と不公平感を募らせていた。性別で差別し、無給で働かせるというのはかなりやばい会社だろう。男性は
「どうせ辞めても替わりは幾らでもいると考えているのだろう。もう辞めたけど、サビ残だから退職時に請求したかった」
と呆れたように綴った。
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