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MAX&Co.の最新コラボは鮮やかなプリントに定評のあるデュロ・オロウ 三越銀座店でポップアップ

2023年02月08日 18:02  Fashionsnap.com

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 「マックス アンド コー(MAX&Co.)」は2023年春夏、ナイジェリア出身でイギリスを拠点にするデザイナーのデュロ・オロウ(Duro Olowu)を迎えたカプセルコレクション「ピープル・プレイス・カラー(People, Places, Colour)」を発表した。2月8日から14日まで、三越銀座店 本館3階 GINZAステージのポップアップストアで先行発売を開始。その後、マックス アンド コー公式オンラインストアと他店舗でも販売する。

デュロ・オロウとは?

 マックス アンド コーのコラボレーション企画「アンド コラボレーション(&Co.LLABORATION)」の第6弾には、鮮やかな色彩とプリントに定評のあるデュロ・オロウが選ばれた。オロウは、ナイジェリアのラゴスで生まれ。アートやファッション、音楽を取り入れた国際的な環境の下、ナイジェリアとイギリスで育った。2004年に自身の名を冠したブランドを設立。鮮やかなミックスシルクプリントの “デュロ ドレス”がシグネチャーとして知られる。アートから着想を得ているほか、現代美術にも造詣が深く、ロンドンのカムデン・アート・センターや米シカゴ現代美術館などの展覧会でキュレーターを務めた経験もある。
着想源は写真家ルイジ・ギッリの作品
 同コレクションのインスピレーション源になったのは、イタリアの写真家ルイジ・ギッリ(Luigi Ghirri)による1970~80年代の作品。イタリアの景色を、淡いトーンでドラマチックに描写する作風で知られる。オロウは「ギッリの撮った幻想的でポエティックな世界に心惹かれた」と話し、「偶然にもギッリの出身地であるイタリア北部のレッジョ・エミリアは、マックス アンド コーを運営するマックスマーラ(Max
Mara)の創業地だったことが分かり、もし彼がイタリアを離れてセネガル・ダカールやマリ・バマコ、そしてロンドンを訪れたら、どんな写真を撮るのか想像を膨らませました。そうして、街中でも、旅行時でも実用的で洗練されたワードローブに仕立てました」と説明した。

昼も夜も映えるテキスタイル
 コレクションは、オロウらしい遊び心のあるプリント使いがポイント。ウェーブしたストライプや鮮やかな花柄、幾何学柄などをジャケットやブラウス、ワンピースなどの日常着にのせている。シルクスカーフやバッグも同柄で用意した。「トレンドに流される洋服ではなく、一生持っていたいと思えるものにしたかった。だから、昼も夜も着用できるようなシルエットや素材感、仕立てにこだわりました。同柄で全身を合わせてもいいし、柄と柄を掛け合わせてもいい。またコーディネートのアクセントとしても、女性たちを美しく引き立ててくれます」とオロウ。

 コレクションは三越銀座店で開催するポップアップストアで国内先行発売。オロウのテキスタイルパネルを使用したフォトブースが登場する。また同店での4万4000円(税込)以上の購入客には、「ベルアメール(BEL AMER)」のパレショコラをプレゼントする(なくなり次第終了)。


■MAX&Co.三越銀座店 ポップアップストア期間:2023年2月8日(水)~14日(火)会場:三越銀座店 本館3階 GINZAステージ所在地:東京都中央区銀座4-6-16&Co.LLABORATION 特設サイト