仕事を初日や数日で辞めてしまう理由は、たいてい「職場がひど過ぎる、合わなかった」といったものだ。しかし、埼玉県に住む40代後半の女性(福祉・介護/パート・アルバイト/年収250万円)から、ちょっと変わった理由で「テレアポの仕事を3日で辞めた」エピソードが寄せられた。
あるとき女性は事務職の募集に応募。本社は別の地区にあったが、面接した場所は「木造2階建てアパートの一室」だった。女性は採用され、そのアパートで「1人で勤務になる」と告げられた。
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「たまたまアポ取れたりと初日は好調」だったのに
女性は自身の働きぶりをこう明かす。
「1人で部屋に入り1人で普通の家電を使い、普通の電話帳を見ながら1人で電話をする。1人はまぁ気楽かなとは思いつつも、たまたまアポ取れたりと初日は好調」
アパートの一室でひとり気楽に働きつつ結果も出し、順調な滑り出しとなった。
2日目は、本社から「面接のアポが入ったから2人体制になるかも」「その準備のために1度そちらに行く」と連絡が入った。女性の居ない時に来るという話だった。
女性はその日、「帰宅前にトイレにて排便」とアパートで用を足してから帰った。ところがこれが問題だった。
「翌日、出社後一人と言えど軽く掃除したら流してない便が!」
「自分である確率高く、もしかして本社の人に見られたかと思い、その日本社に電話して一身上の都合にて退社しました」
なんとトイレで流し忘れたまま帰宅したかもしれず、その恥ずかしさに耐えかねて退職してしまったというから驚きだ。
「正直10年以上前の話ですが正しかったかはわかりません。恥ずかしくて顔を合わせられないとは思いましたが、気楽なのはありがたかったです」
と綴る女性。本社の人は3日で辞めたことのほうに驚いたのではないだろうか。