仕事をしていると様々なタイプの人と出会うものだ。キャリコネニュースで「仕事で出会った変な人」をテーマにアンケートを実施したところ、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)の40代男性(神奈川県/年収550万円)から、
「基本給以上は絶対に仕事しない」
が口癖だった人と出会った体験談が寄せられた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「仕事で出会った変な人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/PKH4JB64
「昇給しなければ、昨年と同じことをやっていれば良い」
男性はITエンジニアとして客先に常駐し開発業務を行っていた頃、その人に出会った。「常駐先のお客様側リーダー」で、こんな特徴の人だった。
「元々SEだったらしく、お客様要望に関して『こうやったら上手くいくんでないか』、急な変更要望に関しても『難易度等はわかっているから、工数相談にも柔軟に応じたい』と、開発側の立場を分かっていてくれて、話しやすい方でした」
どうやら優秀なうえに人柄もよかったことがうかがえる。ただ、男性は「ですが」として、その人のこんな一面を明かした。
「『基本給以上は絶対に仕事しない』が口癖の方で、『経験年数よりも給与の額が重要。昇給しなければ、昨年と同じことをやっていれば良い』という信念の方でした」
賃金や待遇が職務とイコールであることにこだわっていた様子だ。同じ職場に居合わせていた男性は、
「改善等で作業時間が減っても、その分仕事するわけではなく、自己研鑽に費やすような方でした」
と感心したように綴っていた。