「二次会の幹事は準備から当日まで、本当に大変な役目。進んで引き受ける人はいないかと思います。Aは幹事をやらせたくて私達を利用したのかと…」
こう語るのは、静岡県に住む40代後半の女性(既婚/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収150万円)。かつて幹事を経験した「職場の同僚の結婚式二次会でのこと」を明かした。(文:谷城ヤエ)
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後に「子供が生まれた」メールが届くも「返信は一切していません」
仲が良かった同僚Aの結婚が決まり、披露宴にも招待された女性。「特に仲の良かったもう一人の同僚Bと二次会幹事を依頼され二つ返事で承諾」したという。しかし……
「新郎側から2人、新婦側の私達2人の計4人の幹事でしたが、新郎側は自分達の幹事像を語るだけ語り、『時間がないから…』と準備は全て私達に丸投げ」
「当時、私達の職場もかなり忙しく、平日も残業続きでバタバタだったのですが、休日に準備するしかありませんでした。会場、ビンゴ景品や、ケーキカットの手配、その代金立替も全て私達がやりました」
自分たちも仕事が忙しかったものの、全く手伝う気配がない新郎側の幹事たちのせいでやらざるを得なかったようだ。
「あまりにも新郎側の対応がひどいので、Aに何度も訴えましたが、結婚式準備が忙しかったらしく生返事ばかりで聞いてくれず…結局当日朝までバタバタで、グッタリでしたが、なんとか乗り切ることができました」
無事準備を終えた女性達。しかしその後も新郎側の幹事たちの身勝手な行動は続いた。
「何も準備しなかった新郎側ですが、二次会では突然仕切りだし、私達は完全に裏方。アゴで使われ、飲まず食わずの2時間は本当にグッタリでした。二次会後に、立替えたお金は精算してもらえましたが、新郎側は全く出してないにもかかわらず『ギャラ』と称して勝手に搾取していました」
「後日、新婚旅行から帰ってきた新郎新婦から『御礼がしたい』と言われて会いましたが、海外のお菓子と小物のお土産を渡されただけ。新郎側のことも話しましたが、話を逸らされて終わり」
女性たちは一生懸命やりきったものの、新郎新婦側からはそこまで感謝の気持ちは伝わってこなかったようだ。女性たちがやるせない気持ちになるのも無理はない。
さらに新婦は「結婚式前に退職していた」らしく、「職場用のお菓子を渡され『これ配っておいて』と」頼まれたそう。
「それでも律儀に『Aさんからです』と配った私ですが、配った報告のメールを入れても無視され、こちらからメールしても届かなくなりました」
新婦さえも女性たちを気遣う様子は一切なし。とにかく最初から最後まで散々だったようだ。女性は
「『子供が生まれました!』メールとハガキが数ヶ月後に届きましたが、返信は一切していません」
と綴っていた。