同展には、フランシス真悟、スザンナ・フリッチャー(Susanna Fritscher)、ブルーノ・ボテラ(Bruno Botella)、宮永愛子といった4人のアーティストが参加。展覧会タイトルの「Interference」は、フランシス真悟による光干渉顔料を用いた作品シリーズ名でもある。
フランシス真悟はロサンゼルスと鎌倉を拠点に活動。絵画における空間の広がりや精神性を探求している。同展では、「Interference」シリーズの作品「Heart of the Blue Sun」などを展示する。スザンナ・フリッチャーは、フランス モントルイユとパリを拠点に作品を制作。空気の流れや光を敏感にとらえる特殊素材を使用するインスタレーションを手掛けている。京都で活動するブルーノ・ボテラは、ユーモアと微細な残酷さをもつ彫刻作品が特徴。宮永愛子は、陶器の貫入音といった「気配の痕跡」を用いて時間を視覚化し「変わりながらも存在し続ける世界」を表現している。
イベントの入場料は無料。予約なしで鑑賞することができる。