「自分が貧乏性だと感じるのはどんなときですか?」というキャリコネニュースのアンケートに、福井県に住む30代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収650万円)は「クーポンや割引などを優先すること」と回答する。
「何するにしてもバリュー(値打ち)を気にしてチョイスをしてしまう。どちらかというと効率に基づいた考えに近いが、他人から見ると貧乏性に見えるかも?と思うときはある」
しかし「周囲のいわゆるお金を持っている人は、総じてむやみやたらに金を使う人は少ない」と実感を漏らす男性。それが結果的にお金が貯まる人だという。貧乏性というよりは、倹約家のほうがイメージは近いかもしれない。(文:福岡ちはや)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
年収750万円でも「最安値を狙ってスーパーを4~5軒ハシゴする」
東京都で暮らす30代前半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収750万円)も「QRコード決済や店舗クーポンの併用ができないか、必ず確認する」と明かす。ちょっとした工夫の積み重ねが支出を減らし、さらなる金銭的な余裕を生むのだろう。
そのほか、女性は次のような倹約テクニックを披露していた。
「定番のストック食材を買うために、業務スーパー含め近隣のスーパーの最安値品を狙って1日に4~5軒ハシゴする」
「ユニクロは割引品をチェックして、基本的にそこから服を選ぶ。子ども服はセール品かメルカリの中古品のみ。楽天スーパーセールを活用して得たポイントで、スーパーで買い物する」
定価での商品購入や現金決済を徹底的に避ける。まさに冒頭の男性がいう“バリューを気にしたチョイス”だ。お金はあるのに貧乏性な人たちの行動を見ると、どこか価値観が似通っているように思えてならない。