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「マルニ」が日本で初のファッションショー開催 SEVENTEENのメンバーも来場

2023年02月01日 22:52  Fashionsnap.com

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MARNI FALL WINTER 2023 FASHION SHOW IN TOKYO

Image by: FASHIONSNAP
 フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)が手掛ける「マルニ(MARNI)」が2月1日、2023年秋冬コレクションのファッションショー「MARNI FALL WINTER 2023 FASHION SHOW IN TOKYO」を開催した。会場は、国立代々木競技場 第二体育館。マルニにとって日本でのファッションショーは初開催となり、俳優やアーティストなどのセレブリティをはじめ2千500人以上を招待。学生も多く来場した。

 会場内は純白のシートで覆われ、アリーナ席の椅子を包んでいるのは白い紙。中央のステージに白衣のオーケストラが登場し、ダイナミックな和太鼓の音色でショーが幕開けした。
 イエロー、レッド、ホワイト、ブラックをベースに、ドットや格子柄、丸みのあるシルエットといったグラフィカルなデザインが白いランウェイに映える。ニット素材のダウンジャケットやスラックスといった温かみのあるテキスタイル、様々なテクスチャー、アシンメトリーのシューズなど、随所に遊び心を感じさせた。来年創業30周年を迎えるマルニは、今あらためて服の本質的な意味に立ち返ったようだ。
 ジャンルイジ・ベネデッティ(Gianluigi Benedetti)駐日イタリア大使は前日に行われたカクテルパーティーで「ミラノを拠点とするマルニは、イタリアの創造性とエレガンスを体現するブランドだ。日本はかねてよりマルニが新しい投資やファッションの実験を行っている主要な目的地の一つ。ユニクロとの実り多いパートナーシップは、マルニとこの素晴らしい国の関係における新たなサクセスストーリーにすぎない」と語る。
 20年以上前にマルニ1号店が東京に誕生して以来、今では全国に約30店舗を展開。日本でのセールスはブランドの世界総売上の20%を占めているという。OTBグループの代表取締役社長であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は「私たちはミラノやパリのファッション・ウィークにとどまるのではなく、コミュニティの一員になりたいと考えており、日本のアーティストやデザイナーとのコラボレーションも行っている。これはグローバルブランドでありながら、哲学を持ったブランドであり続けるための手段だ」と説明する。
 会場にはスペシャルゲストとして、SEVENTEEN ジョシュア&ミンギュ、磯村勇斗、岡田将生、桐谷美玲、白石麻衣、武井咲、蜷川実花、堀田真由、 森星、吉岡里帆ら、マルニと縁のあるセレブリティが来場。最新コレクションをまとってレッドカーペットに登場した。また、スポーツ界からは、サッカー選手の槙野智章&高梨臨夫妻、柔道選手の阿部一二三、ラグビー選手の稲垣啓太も来場し、華やかな一夜を楽しんだ。