結婚式は本来笑顔であふれる幸せな空間であるはずだが、時には友人同士でトラブルが起きる原因にもなるようだ。宮城県の30代女性(Web・インターネット・ゲーム/年収200万円)は、小学校から職場まで同じだった友人がいたが
「まさか友人の結婚式がきっかけで絶縁になるとは思わなかったけど」
と当時の状況を振り返る。(文:草茅葉菜)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
「今思うとお互い妥協して一緒にいたのかなと思います」
女性は2019年の夏頃、県外にいる友人Bの結婚式をきっかけに「同じ県・同じ職場で働いてた小中高同じで20年以上の付き合いだった友人A」と絶縁したと綴る。
友人Bの結婚式は県外ということもあり飛行機で行くことを計画していたが、予約が遅くなり、予算より少しオーバーしてしまった。そこで女性が「共通の友人Cと高速バスで前乗りしようかなと思う」と友人Aに相談したところ…
「軽い喧嘩になり、そのまま職場でも結婚式でも一切挨拶や会話すらなく無視され続け、友人Aは会社も辞め上京しました」
と、とんでもない結果になってしまったというのだ。女性は
「私が飛行機の予約をするのが遅くなり、別の交通機関を選択したのが悪いのは理解してますし反省もしてます。今思うと2000円の差額ぐらい気にせず飛行機そのまま予約すればよかったんだろうけど…」
と後悔を語る。そして「でもまさか友人の結婚式がきっかけで絶縁になるとは思わなかった」とした上で
「以前からこの友人Aとは友達なのか友達のままでいいのか?と疑問に思っていたので、縁が切れてよかったんだと今では思ってます。(人の趣味をディスる、自分の贔屓の子には優しいし甘い等) 」
「地元に残った独身組が私とその友人A(友人Cは既婚)だけだったので、必然的につるむ/遊ぶのがお互いしかいない…だったので多分今思うとお互い妥協して一緒にいたのかなと思います(笑) 」
と、元々友人Aに対して不満を抱えていたことを明かした。無理をしながら付き合いを続けていたのだろう。
一方、成人してからの付き合いが長いこともあって「その子を忘れられる(気にしなくなる)までは長かったです」と綴る。
「思い出したのですが、高校生の頃にきっかけは忘れましたがその今回絶縁した友人Aとまったく口をきかないお互い無視する…が数ヶ月続いていたこともありました。同じグループにいたので大変だったような……ですので本来はお互い合わない人種だったのではないかと思います」
結婚式を機に絶縁ができて、ある意味良かったのかもしれない。