ブラック職場の離職率は高い。つまり社員の定着率がめちゃくちゃ低い。長崎県の30代後半女性(事務・管理/年収500万円)は
「新卒で入った会社が定着率がとても低い会社でした」
と、かつての職場のひど過ぎる実態を打ち明けた。(文:谷城ヤエ)
※キャリコネニュースでは「新入社員が定着しない職場」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/QP2L8EDA
5年で10人はいった20代たちは「みんな2年でやめていきました」
そこは「すべてにおいてうそばかり」だったと明かす女性。
「求人も『保険会社の窓口スタッフです。契約者様の住所変更、保険金請求の手続きなどを行います。ノルマはありません』と書いてありましたが嘘でした」
「保険の資格をとったすぐ後から、ろくに研修もないのに契約契約契約と。無理なノルマを課してきます」
実際は求人情報とは違い、想像以上のブラック職場だったようだ。また「万が一、それを達成もしくは大幅に超えることがあってもどれくらい給与が上がるのか」は教えてくれなかったという。
「さすがにノルマ未達成でも減給はありませんでした。が、問い詰められ、机周りなどを上司にぐちゃぐちゃにされます。辞めるようにいってきてるのかと思い、やめるというとなぜか引き留められる始末。すべてが謎でした」
精神的にも追い詰められる場所にわざわざ留まる人間は多くないだろう。
「私含め、20代の若い人が5年ほどで10人はいってきましたがみんな2年でやめていきました」
と女性以外も続々と職場を去ったことを明かした。