続いて2番手タイムをマークしたのは、2022年シーズン王者のアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati)。1番のりでコースに出ていき、テストを開始したバウティスタは、チャンピオンナンバー『1』が掲げられた2023年型のドゥカティ・パニガーレV4 Rと2022年型の2台を使用。午後のセッションで転倒を喫したものの、初日は88周回を重ねて1分38秒851を記録した。
一方で過去6度のチャンピオン経験を持つジョナサン・レイとチームメイトのアレックス・ロウズが継続参戦するKawasaki Racing Team WorldSBKは、午前のセッションは冷え込んだため走行せず、午後からテストをスタートさせた。シャシーやサスペンションなどの新パーツ、さらに2022年に何度か発生したギア抜けを防ぐための新システムを導入したカワサキZX-10RRをテストしていたようだ。