ギャンブルの沼から抜け出すことはなかなか難しいだろう。ある50代後半の男性(サービス系/正社員/年収250万円)も
「パチンコ、競艇にどっぷりと浸かっていた」
という経験を持つ一人だ。(文:谷城ヤエ)
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「公営競技等と言っているが所詮博打」
「1日の始まりはスポーツ新聞を買う事からだった」という男性。結婚した後も「パチンコ、競艇をしていたが女房を泣かす事ばかり続き、生活態度を改めた」と明かす。その上で、あるとき「冷静になって考えた」というこんな現実を綴った。
「パチンコにしろ競艇にしろ、しょせん儲かるのは店であり選手や胴元の施工者だけ、客は一時的に儲かる事があるがしょせん一時預り金に過ぎない。その次に行った時に高い利息と共に返す羽目になる」
「競艇で家を失うくらいで済めば良い方で借金で自殺、一家離散した者は数知れずいるが、家を建てた者など聞いた事が無い。公営競技等と言っているが所詮博打。博打は大昔から胴元が勝つようになっている」
賭け事のからくりに気づいたおかげで、パチンコや競艇をやめられた男性。最後に
「パチンコ、競艇にどっぷりと浸かっている人は1日も早く辞めて健全な、お金の使い方をしてもらいたい」
と切実なアドバイスを語った。