テレワークの浸透に伴い、オンライン面接を受けた経験のある人もいるだろう。しかしウェブ上であろうとなかろうと、応募者にも企業を選ぶ権利があることを忘れてはいけない。
埼玉県に住む30代後半の男性(福祉・介護 正社員・職員/年収300万円)は、ウェブ面接をする前からひどい扱いを受けたことを、怒り心頭の様子で振り返った。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
「『見つかったから良いです』とガチャンと一方的に電話を切られる」
とある企業のウェブ面接を受けるため「履歴書と職務経歴書をメールで送付した」という男性は、思わぬアクシデントに見舞われる。
「面接当日の1時間ほど前に『履歴書・職務経歴書の確認が取れなかった』と電話が…」
「急いで再送信しようとしたら再び電話があり『見つかったから良いです』とガチャンと一方的に電話を切られる」
かなり失礼な企業側の態度に、不快な気持ちになったことだろう。面接時にひと言謝罪でもあるかと思われたが、「ウェブ面接時に、その事についての謝罪も何もなかった」と相手はどこまでも残念な対応だった。
そこで男性は、面接の最後に「何か質問ありますか?」と聞かれたとき、履歴書・職務経歴書の件について言ってみたという。すると……
「『質問の意味が分からない』と逆切れされる」
結果は、男性の望む誠意ある対応ではなかった。そのため
「やる気の無い面接官、応募書類のメールの確認・管理ができていないような所では働けないと思い、二次面接選考辞退の旨を伝え、こちらから面接を終了させました」
ともっともな決断を綴った。