■ 志村貴子(シムラタカコ) 1973年、神奈川県生まれ。1997年「ぼくは、おんなのこ」でデビュー。初連載作品の「敷居の住人」を発表以来、登場人物の内面を繊細に紡ぎだす心理描写と、透明感あふれる魅力的な絵柄で、男女問わず熱狂的な支持を集める。2009年に代表作「青い花」、2011年に「放浪息子」がTVアニメ化。2015年「淡島百景」が第19回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞。2020年にアニメ「どうにかなる日々」が劇場公開された。「こいいじ」「ラヴ・バズ」「娘の家出」「ビューティフル・エブリデイ」など著書多数。現在はKiss(講談社)にて「おとなになっても」、太田出版のWebマンガサイト・Ohta Web Comicにて「淡島百景」を連載中。