トップへ

「私より年収3.5倍の彼氏が、ずっと割り勘なのは普通?」20代女性の止まらないモヤモヤにツッコミ相次ぐ

2023年01月22日 06:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

デート代はまだまだ「男性が多く払う、または奢る」という意識が根深いのだろうか。掲示板ミクルに1月中旬、「私の年収3.5倍の彼氏と割り勘」というスレッドが立ち注目を集めた。スレ主は20代の女性で、付き合って一年になる彼氏にこんな疑問を抱いている。

「付き合い当初からずっと全て割り勘です。彼の年収は私の3.5倍程もありますが、これって普通ですか?」

続けて「人生の中でお付き合いした男性と割り勘したのが初めてです」と、どこか不満げに付け加えた。(文:篠原みつき)

「年収が3.5倍でも生活費として遣うお金が多いとは限りませんよね?」

今どき20代なら割り勘は珍しくないだろうが、スレ主にとっては「普通ではない」と映ったのだろう。彼氏にお金がないのではなく、むしろ自分よりはるかに収入が高いことでモヤモヤが止まらない様子だ。

この疑問に対しスレッドの回答は、

「割り勘派は年収に関係なく割り勘です。逆を言えば奢る派は年収低くても奢ります。男性によってそれぞれ。それが普通です」

「年収が3.5倍でも生活費として遣うお金が多いとは限りませんよね?自分が食べたもの、遣うものは自分で払う。至って普通です」

などスレ主に冷たいツッコミが相次いだ。

確かに、年収が3.5倍と言ってもスレ主は自分の年収を明かしていないため、実際にいくらなのかはわからない。仮に彼女が年収300万円とすれば彼氏は1050万円で高収入と言えそうだが、彼女にも収入があるのだから「デート代は彼氏持ち」となるかは別問題だ。

あるいは彼女が年収150万円ほどでも実家暮らしで、彼氏は都内に一人暮らしの年収525万円ならどうだろう。この場合も、彼に「すべて奢ってもらいたい」と求めるのは酷な話になるのかもしれない。

またスレッドには「奢りは施しを受けてるようでなんか嫌」と対等な関係を肯定する人や、価値観が違うなら「無理して一緒にいる必要ないよ」と別れを勧める声もチラホラ。ここでは「割り勘は普通。収入差は関係ない」という認識が多数派のようだった。

「ケチでちっちぇー男だね」という声も

一方で、割り勘男性に対して厳しい意見も複数入っている。

「ケチでちっちぇー男だね」

「私的には無し。なんか冷める~」

「毎回毎回、全額出してもらうことを当たり前とは思ってないけど。デート代が割り勘って引く。7:3くらいで男に多く出して欲しい」

また収入どうこうより「ずっと割り勘なら付き合う事すら嫌だなと思う」という完全否定派も。まだまだ「男性がデート代を持つ、多く払う」という認識の人は少なくないようだった。

ちなみに昭和生まれで既婚の筆者は、相手が年下だったこともありデート代はいつも割り勘で不満はなかった。やたら奢ってもらうのも、負担をかけそうで居心地が悪くなってしまう。そして彼氏の年収は知らなかった。

ただ、スレ主の場合は彼氏から年収を聞いてしまい、割り勘のたびに「今までの彼氏は出してくれたのに……」「この人私より年収3.5倍もあるのに……」とモヤモヤしてしまうのだろう。彼氏は自分の年収なんて、言わないほうが良かったのではないだろうか。

スレッドには「こういう男性は結婚してもケチ」といった結婚後を警告する声もあった。だが、デートは一緒に過ごす時間が楽しければいいはずだ。そこまで警戒するほどなら、これ以上付き合い続けるのは不毛かもしれない。【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】