車のエアバッグがスニーカーに、アシックスが廃棄素材を再利用した新作シューズ発売

　「アシックス（ASICS）」が、大手自動車部品メーカーの豊田合成が廃棄する予定のエアバッグ生地を再利用した新作シューズを1月26日に発売する。アシックス原宿フラッグシップ、アシックス大阪リンクス梅田、アシックス大阪心斎橋、公式オンラインストアなどで取り扱う。

　新作は、トレイルランニング用シューズ「GEL-SONOMA」とクロスカントリー用シューズ「15-50」の要素を取り入れたライフスタイルシューズ「GEL-SONOMA 15-50」をベースに製作。車の搭載基準を満たすために試作されたエアバッグ生地をアッパー主要部分に使用した。エアバッグは安全性・機能性を確保するため生地に厳しい基準が設けられており、耐久性や足の保護機能に優れていることから採用に至ったという。
　デザイン面では、豊田合成が製造する標準のエアバッグに見られる赤いステッチやナンバリングをそのまま取り入れ、ベロ部分は膨らんだエアバッグから着想を得て仕上げた。ユニセックスで展開し、価格は税込1万6500円。

■ASICS 新作GEL-SONOMA 15-50発売日：2023年1月26日（木）取り扱い店舗：アシックス原宿フラッグシップ、アシックス大阪リンクス梅田、アシックス大阪心斎橋、公式オンラインストア