トップへ

バーバリーチェックの草原が出現 バーバリーが大規模な新作アートワークを公開

2023年01月20日 18:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com


El Hierro
 「バーバリー(BURBERRY)」が、大規模なアースワークシリーズ「バーバリー ランドスケープ(Burberry Landscapes)」の新作を発表した。

 バーバリー ランドスケープは自然界との繋がりを大切にしながら、バーバリーがクリエイティブコミュニティと共同で制作する作品シリーズ。天然素材を通して世界の景観を独創的な手法により補完することで、サステナブルを追求する継続的なコミットメントを実践している。
 新作は、カナリア諸島のエル・イエロ島と南アフリカの西ケープ州で、アイコニックなバーバリーチェックからインスパイアされたアートワークを制作。英国からカナリア諸島と南アフリカへの旅にそれぞれ乗り出した、創業者トーマス・バーバリーの義理の娘である冒険家エルシー・バーバリー、飛行家のパイオニアであるベティ・カービー=グリーンに敬意を表したという。
 エル・イエロ島の火山地帯のアートワークは、エルシー・バーバリーのカナリア諸島への航海からインスピレーションを得て制作。キューバ系アメリカ人コンテンポラリーアーティストのホルヘ・ロドリゲス-ゲラダが、ミルクベースの天然塗料を使用してバーバリーチェックを描いた。エル・イエロ島環境局の承認と監視のもとで行われ、景観に永続的な痕跡を残さないよう風と地元の水源を利用して手作業で丁寧に洗い流した。
 西ケープ州オーバーバーグ地域では、バーバリーチェックの草原が出現。往復飛行の新記録を打ち立てた共同パイロットのベティ・カービー=グリーンと空軍中尉のアーサー・クラウストンが「バーバリー号」を着陸させたケープタウンの地からほど近い場所にある。バーバリーチェックの象徴的なカラーに合わせて、地元の緑化専門家チームによって手作業で植えられ、雨水貯留ダムから供給される水を使用して育まれた。草原を元の状態に戻すため、植物は大地の堆肥となるように自然分解されたという。

■バーバリー:公式サイト