初めての育児中に、友人から「いつクラブ行く?」などと毎日着信やメール攻撃をされたという40代の女性。「子どもが少し大きくなり、断る理由が言えずクラブに行った事もあります」と明かす。
「断る理由が言えなかったのは、『結婚して子どもが居るから上から目線』と言われたからです」
と苦しい事情を打ち明け、その後の顛末を語った。(文:okei)
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怒り狂った友人は……
女性は二人目の子どもが出来たが、友人との関係は厳しくなるばかりだった。
「二人目の子は障害があり、なお忙しくわからない事だらけで、彼女と遊んでる時間がありませんでした」
と苦しい状況を綴る女性。友人からは
「二人目が出来てから変わったね」「前は違った」「障害の子なんでしょ」
などと責められ、「何を言っても通じないと思いました」と絶望をにじませる。親友とは思えない酷い言葉だ。
耐えかねた女性はついにある日、あまりの着信に「止めてほしい、今はクラブも行けない」と伝えたという。すると……
「また怒り狂い『独身女性がどれだけ辛いかわかるか、将来も不安でたまらない、手に職がある人にはわからないし、結婚してるからって偉そうに言わないで!』と言われ、『二度と連絡してくるな、今度連絡してきたら弁護士に訴える、日記に記録してあるから』と。一方的に怒鳴られ切られました」
独身の不安や辛さはわかるものの、自分の苦しさだけをまくしたて一方的に絶縁を言い渡してきた友人。女性は
「連絡してくるのは彼女の方なのに、よくわかりませんが、あまりの殺気に恐怖もあり、殺されるんじゃないかと思うくらいで、それからは連絡していません。携帯も自宅の番号も変えました」
と自ら縁を断ち切ったと説明。「彼女にも家庭が出来れば、育児の大変さがわかり、連絡出来なかった理由もわかってくれるだろうと思いそっとしています」としたうえで、
「今思えば、最後の電話の内容から、彼女も私を親友と思ってくれていましたが、私に負けたと思いたくなかったんだと思いました。私は結婚することが勝ちとは思いませんが」
と胸中を綴った。