真の貧乏性は、お金のある・なしに金銭感覚が左右されないようだ。東京都に住む30代前半の女性（クリエイティブ／メディア・アパレル・デザイン）は年収1000万円だが、
「会社にはお弁当を必ず持参。それなりに給与の高い会社なので、周りは毎日外食の人も多いが、1食1000円近くかかると思うと外で食べる気が起きない」
と語る。お金があるのにこうした生活を送るのはストレスになりそうだが、当の女性はまったく苦にならないようだ。（文：福岡ちはや）
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「おやつも人からもらったお土産などがあれば食べるが、お腹が空いても我慢している」
女性は外食ランチを控えるだけでなく、「コンビニにはなるべく立ち寄らない。おやつも人からもらったお土産などがあれば食べるが、お腹が空いても我慢している」という。また、飲み物にもお金をかけない主義らしく、
「会社の給茶器で満足。夏はお水、冬は暖かいお茶を無料で飲めるのでまったく問題なし」
と綴った。服の買い方にも女性なりのこだわりがあり、
「服もあまり買っていない。買うときは気に入った良いものを買って、長く着るようにしている」
と明かす。
みずからを貧乏性と評する女性だが、その投稿には悲壮感がない。不要な出費を徹底的に抑えているだけで、自分にとって必要なものにはきちんとお金をかけているからだろう。お金があるとつい贅沢をしたくなってしまうが、女性を見習って有意義なお金の使い方を心がけたいものだ。
