あの手この手で生活コストを引き下げようとする、“貧乏性”な性質を持つ人々。彼らの生活習慣は、家計を節約するうえで参考になる部分が多い。今回は、
「100グラム148円以上の肉は高いと感じる。少し前まで98円だったが、少しマシになった。食材は調味料含めて一切無駄にしない」
と語る、40代前半の女性(愛知県/事務・管理/年収700万円)の投稿を紹介する。(文:福岡ちはや)
キャリコネニュースでは「お金はあるのに貧乏性の人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PIXKF66W
「旅行はビジネスホテルか民宿、ひなびた温泉宿」
貧乏性の女性は、日常的に“コスパの良い選択”を繰り返しているようだ。例えば、日頃の生活においては、
「光熱費に敏感で、夜間電力を活用。車は国産コンパクトカー」
「服はユニクロかセール品を最小限購入。基本的にサブスク的なサービスは使わない」
「コンビニで買わない。振込手数料や引出し手数料を払ったことがない」
など、徹底的に出費を抑えていることを明かす。旅行や外食といったプチ贅沢を楽しむときも、
「旅行はビジネスホテルか民宿、ひなびた温泉宿。海外旅行はトランジット歓迎(編注:経由空港で待機あり、格安航空券に多い)。外食はチェーン店で満足。株主優待フル活用」
と安さやお得を追求。この姿勢は資産形成の方法にまで表れており、女性は、
「保険は100%戻るものしか入っていない。つみたてNISA、iDeCoは手数料の安いバランス型」
と語った。全部を真似するのは難しくても、できそうなものを取り入れれば家計の節約に役立ちそうだ。