毎年、冬が来ると気になりだす「チョコレート」。1月も半ばを過ぎた今頃のタイミングから、バレンタイン商品が数多くお目見えし始めて、チョコレート熱が高まることもしばしばです。
大切な人への贈り物として、自分へのご褒美として、今回はどんなものを選ぼうかリサーチを始めている人も少なくないのでは?
百貨店のチョコレートフェアも欠かさずチェックしつつ、もう少しレア感のあるチョコが気になる!という人は、通販サイト「フェリシモ」を覗いてみて。
フェリシモって、お洋服とか雑貨がメインでしょ?なんて思うかもしれませんが、実はチョコレートの分野も侮れません。展開しているラインナップは、数もバラエティもすっごく豊富なんです。
バイヤー・みりさんが手がける、フェリシモ「幸福のチョコレート」「幸福(しあわせ)のチョコレート」と名付けられたフェリシモのチョコカテゴリでは、チョコレートバイヤーの“みり”さんが世界中から発掘してきたチョコレートを販売しています。
もともと食品担当に配属されたことがきっかけで、現在のポジションに就いたみりさん。NHKの紀行番組『世界はほしいモノにあふれてる』で特集されたこともあるほどの凄腕バイヤーです。
2023年バレンタイン&ホワイトデーのテーマは「ローカル」ここ数年、チョコレートブームは特に盛り上がりを見せている気がしませんか?海外の有名ショコラトリーは続々と日本へ上陸し始め、国内にいてもたくさんのおいしいチョコレートを口にできるようになりました。
有名ブランドが手に入りやすくなった現状を受け、みりさんは、2023年バレンタイン&ホワイトデーに向けた「幸福のチョコレート」のテーマを、あえてより“ローカル”に絞ることに。
「行きたい国はチョコで行く」をキャッチフレーズに掲げ、カタログには“誰も知らない”世界各地のスーパースターを集めたといいます。
海外渡航の規制は緩和されてきたけれど、なかなかすぐには出られない...。それならばと、お客さんと世界をチョコで繋ぐことにしたんだそう。
ちなみにみりさん曰く、「ローカルほど天才がいる」のだとか。
これはオンラインの発達によって、どんな地方にいても商品販売ができるようになったおかげです。家族といる時間を大事にしたいというショコラティエは、ローカルに留まる傾向にあるそう。
各国の主要都市ではなく、なかなか足を運ぶのも難しい地方都市でしか買えないチョコレートとなると、ますます気になってくる…。
今回は、「幸福のチョコレート」が誇る2023年の素敵なラインナップから、みりさんが特にイチオシする9種類を詳しくご紹介します。
夏限定のチョコが、いま楽しめちゃう…!? ニュージーランド「デヴォンポート」「デヴォンポート」は、ニュージーランドのショコラトリー。地元の食材を使い、地元を愛するローカルブランドです。日本で販売されるのはこれが初めて!
「幸福のチョコレート」のカタログを見てみると、このブランドから6種類の商品が、たっぷり見開き4ページを使って掲載されています。これはみりさんが“絞りきれなかった”、推しチョコがたくさんあるブランドということみたい。
そんな中でもご紹介するのは、レモンを使ったチョコレート「レモネード」(税込3777円/1箱6個入り)。口に含むと、まるでレモンが弾けるように酸味が広がります。けれどイヤな感じの主張は一切なく、上質なチョコレートと溶け合って、深く上品な味わいに変化。
夏の時期にぴったりの限定チョコを冬の日本で食べられるのは、デヴォンポートが南半球の国のブランドだからこそです。この爽やかな味わいは、もったりした重めの冬スイーツに食べ飽きた時にちょうど良さそう!
ココナツ好きなら絶対チェックして!スロバキア「ライラ」スロバキアの「ライラ」は、大人から子どもまで誰でもおいしく食べられるチョコレートにこだわる、優しさにあふれたショコラトリーです。こちらも、日本初上陸となるブランド。
環境に配慮したエシカルなカカオを使ったり、健康に気を遣ったヴィーガンなチョコレートを作ったり、チョコレート界でも最先端を行く“未来思考”を持っているといいます。
チョコレートの中にココナツのフィリングがぎっしりと詰まった、「ガリバー〈ココナツボール〉」(税込2913円/1箱約95g入り)をひと口。間違いなしの組み合わせで、チョコ好きもココナツ好きも虜にしてしまうはずです。
中のフィリングのシャリシャリした食感が、なんだか癖になる…。
お茶味チョコはまるで和菓子。マレーシア「チョコレートコンシェルジュ」みりさんによると、アジア諸国は欧米に負けないチョコレート文化を築く急成長地域。たとえばマレーシアの「チョコレートコンシェルジュ」は、“ツリートゥーバー”のショコラトリーです。
“ツリートゥーバー”とは、「カカオの木からチョコレートバーにするまで」を一貫しておこなうこと。カカオ豆を育てるところから始められるのは、カカオの木が育つ環境を持つマレーシアならではです。
幸福のチョコレートでは、そんな同ブランドから6種類のボンボンショコラを詰め合わせた、アソートボックス(税込5396円/1箱6個入り)が販売されています。中でもマレーシアの文化をチョコで表現した「テタレ」にご注目を。
テタレとは、ぶくぶく泡立つマレーシア生まれのミルクティーのこと。1粒口にしてみると、たしかにお茶の風味が広がります。どこか渋さのある味わいはまるで和菓子のようで、緑茶や抹茶とのペアリングもおいしそう!
この見た目で正統派ビターチョコってびっくり!南アフリカ「ジャックラビット」南アフリカで唯一チョコレートアワードを獲得した経歴を持つ、実力派ショコラトリー「ジャックラビット」のチョコレートは、目を奪われるビジュアルとたしかなおいしさで大人気。
ブルーのカラーリングが印象的な「カラフルタブレット」(税込3237円/1枚約70g)は、衝撃的なビジュアルに反し、王道ベーシックなビターチョコレートです。カカオを独自にブレンドしているおかげで、誰もがおいしく食べられるクセのない味わいに。中にはカカオニブが入っていて、コーヒーのような苦味もほんのりと感じられます。
表面のコーティングは少しシャリッと感があり、これも食べていて楽しいポイント。実は1つずつ刷毛でペインティングして仕上げているんだとか…!
2022年には南アフリカにもお店を残しつつ、オランダ・アムステルダムへと移住したそうなので、日本人にとっては少しお店へ足を運びやすくなったかも?
「ロワ」の高級塩キャラメルは、“さすがフランス”なおいしさ「チョコレートといえば」で名前があがる国といえば、フランスものその1つですよね。王者のような風格を纏うこの国で1948年に創業した「ロワ」は、60年以上の歴史を持つ老舗です。
元々はフランスの十八番だったという“塩キャラメル”のミルクチョコレートは、そんなロワの魅力を存分に詰め込んだ1枚。よくある“塩気のあるキャラメル”ではなく、“ミルクキャラメル+塩”といった味わいで、しっかりと塩の存在感が感じられます。
甘いとしょっぱい、2つの味わいが1枚で楽しめるから、延々と食べ続けられちゃって困る…。
幸福のチョコレートでは、こちらとカカオニブの入ったダークチョコ、2種類を詰め合わせたアソートボックス(税込9604円/1箱2種入り※約180g)で販売されています。
ピスタチオ×フランボワーズのコンビは反則です。フランス「メゾンギャンゲ」同じくフランスの「メゾンギャンゲ」は、南西部に位置する都市・デュラスの人気店。ショップと工房を果樹園の中に構えていて、そこで収穫したフルーツやヘーゼルナッツを、チョコレート作りに使用しています。
「フランボワーズピスタチオ」(税込3453円/1箱約100g入り)は、二層チョコの土台の中から、フランボワーズのソースがとろ~り。ピスタチオの濃厚なモッタリ感を、フランボワーズの酸味がほどよく爽やかに昇華しつつ、それをチョコレートがまとめる…絶妙なバランスを叶えた1粒です。
チョコ自体は甘さ控えめなダークタイプで、ピスタチオやフランボワーズのおいしさを強調する、引き立て役のようなポジション。見た目も華やかだから、贈り物にも喜ばれそうです。
オリーブオイルってチョコと合うんだ!マルタ「チョコレートディストリクト」マルタ共和国・マルタ島で生まれた「チョコレートディストリクト」のチョコレートは、1つずつ個包装!素敵なパッケージの研究も欠かさないという、おしゃれショコラトリーです。
写真に写っているのは、ちょっと変わった“オリーブオイル”のチョコレート。日本人からすると変わった食材ですが、マルタ島からほど近いイタリアでは、オリーブオイルやオリーブをチョコレートと合わせるのはごく普通のことなんだとか。
口溶けはとってもなめらかで、たしかに感じるオリーブオイルの風味は、スイーツというより料理を食べているような感覚です。
一風変わった味わいがお好みなら、オリーブオイルのほかコーヒービーンズにシーソルト、ヤギのチーズ&胡椒といった”マルタ島の恵み”を詰め込んだチョコ4種のセット「マルタディスカバリーボックス」(税込5288円/1箱18個入り)を要チェック。
薬草みたいなリコリスのチョコ…意外といけるかも!スウェーデン「オステリアン」スウェーデン・スコーネ村の廃校をアトリエとして再利用しているチョコレートブランド「オステリアン」から登場している、「リコリスキャラメル」(税込4640円/1箱10個入り)は、みりさん自慢の変わり種。
北欧の人が大好きな「リコリス」というハーブのお菓子、食べてみたことはありますか?これがなかなかクセのあるお味で、日本人はわりと苦手な方かも。
ちょっと抵抗を感じながら思い切って口にしてみて、ちょっとびっくり!クセはあるけれど、不思議な魅力を持った薬草みたいな味わいです。なんだか、ファンタジーの世界が思い浮かぶ甘さ。
よくあるキャラメルの奥に独特な風味が見え隠れして…これはクセになる人がいるのも納得です。
ナッツのポリポリ食感が楽しい、ウクライナ「リビウハンドメイドチョコレート」今回の幸福のチョコレートでは、ウクライナのチョコレートも販売中。「リビウハンドメイドチョコレート」は、ウクライナ西部の都市・リビウにお店を構えるショコラトリーです。
現在ちょっと大変な環境下にあるとあって、取り扱えるかはギリギリまでわからなかったそうですが、なんとかWEB注文限定での販売に漕ぎ着けたそう。
「ヘーゼルナッツミルク」(税込2050円/1箱約60g入り)は、その名の通り、中にヘーゼルナッツの入ったチョコレート。カリッと食感で食べやすく、ついつい手が止まらなくなる魔性の王道ナッツチョコです。
チョコレートで海外旅行気分に普通の旅行ではきっと選ばないような地方都市や、自分の力だけではたどり着くことが難しい田舎町。そんな“遠い世界”のチョコレートを運んできてくれるのが、フェリシモの「幸福のチョコレート」。
日本にいながら世界各地のチョコを食べる贅沢を感じたり、見知らぬ町のショコラティエへエールを送る気持ちになってみたり…。今年のバレンタインは、そんな楽しみ方もアリかもしれません。
バレンタインまでの到着をご希望なら、1月31日(火)までの注文がマスト。その後2月28日(火)までの注文分はホワイトデー便として3月上旬以降のお届けとなるので、要注意です!
幸福のチョコレート https://www.felissimo.co.jp/choco/