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パルコがウクライナ出身のタヌ・ムイノを起用、2023年春夏のキャンペーンムービーを公開

2023年01月17日 12:22  Fashionsnap.com

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2023年春夏シーズンの広告ヴィジュアル

Image by: パルコ
 パルコが、2023年春夏シーズンのキャンペーンムービーを公開した。クリエイティブディレクターとしてウクライナ出身の映像監督タヌ・ムイノ(Tanu Muino)を起用。ムノイの起用は日本企業としては初となる。

 タヌ・ムイノは、1989年生まれ。ハリー・スタイルズ(Harry Styles)などアーティストのミュージックビデオを手掛けており、2022年にはリル・ナズ・X(Lil Nas X)の「MONTERO(Call Me By Your Name)」でグラミー賞の最優秀ミュージックビデオ賞にノミネートされた。また、2021年には「グッチ(GUCCI)」のムービー「CASA DELLA CULTURA DI GUCCI」を発表。1990年代の映像作品やダンスなどのカルチャーに着想を得た作品を制作している。
 今回のキャンペーンのテーマは「NEW DEPARTURE」。寓話「アリとキリギリス」のウクライナ版である「トンボとアリ」をモチーフとし、衣裳には、2023年のトレンドファッションである「クリノリン」「パニエ」「マーメイドコア」など18世紀のロココスタイルやトレンドカラーのパープルを取り入れている。

 2023年シーズンの広告は、四季を通して描く物語として構成。今回公開された約2分間のムービーはプロローグにあたり、今年7月中旬には続編となる秋冬シーズンのムービーが公開されるという。

■パルコ:特設サイト